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FIA、ドライバーたちのセーフティカー批判に強く反論。フェルスタッペンが「亀のように遅い」と発言
2022年4月15日
FIAは、マックス・フェルスタッペンなど何人かのドライバーたちがF1オーストラリアGP後にセーフティカーのペースが遅いと文句を言ったことに対し、強く反論した。
オーストラリアGP決勝23周目にセバスチャン・ベッテルがクラッシュした後、セーフティカーが出動。ベテランのセーフティカードライバー、ベルント・マイレンダーが運転するアストンマーティンのセーフティカーが隊列を率いて走行した。フェルスタッペンはこの時のペースが遅すぎるという不満を示し「アストンマーティンのセーフティカーは亀のように走っている」と発言した。
F1では長年メルセデスをセーフティカーとして使用してきたが、昨年からメルセデスに加えてアストンマーティンも採用している。
セーフティカー後のリスタートで、トップを走るシャルル・ルクレールの挙動が乱れたことについて、フェルスタッペンは「セーフティカーがあまりにもゆっくり走っているから、グリップがほとんどなかったせいだ」と語った。
「亀みたいだった。信じられないよ。ダメージを受けたマシンが撤去された後に、バックストレートを140km/hで走るなんて。なぜそれほどゆっくり走らなければならないのか、僕には理解できない」
「これについては調査する必要がある。メルセデスのセーフティカーの方が速い。空力性能が余分についているからね」
「アストンマーティンは本当に遅い。もっとグリップが必要だ。タイヤは冷え切ってしまった」
「セーフティカーの後ろで走るとき、本当にひどい状態なんだ」
メルセデスF1チームのジョージ・ラッセルはメルセデスを褒め称える機会を逃さず、「メルセデスAMGは、アストンマーティンのセーフティカーよりかなり速い。5秒ぐらい速いんだ」と語った。
一方で、オーストラリアで優勝したルクレールは、セーフティカーのペースは遅すぎると感じるが、仕方がないと受け入れたと述べた。
「(セーフティカーのペースは)遅すぎるといつも思う。タイヤに温度を入れるのにものすごく苦しんだ。文句を言いたかったけれど、セーフティカーがコーナーでかなりスライドしているのを見て、彼は精一杯やっているのだと思った。だから、プレッシャーをかけたくはなかった」
「今のF1マシンでは、セーフティカーの後ろでタイヤの温度を維持するのはすごく難しい。それは確かだね」
ドライバーたちのこういった発言の後、FIAは、セーフティカーの性能とセーフティカードライバーの能力は非常に高いと強調し、ドライバーたちからの批判を退ける声明を発表した。
「FIAフォーミュラ1セーフティカーのペースに関する最近のコメントを踏まえ、FIAは、FIAフォーミュラ1セーフティカーの第一の機能は、当然のことながら明白なスピードではなく、ドライバー、マーシャル、オフィシャルの安全であることを再度確認したい」とFIAが4月14日に発表した声明には記されている。
「セーフティカーの手順は、当該の事故に応じて、隊列を『バンチアップ』し(一カ所に固め)、インシデントからの回復やコース上のデブリへの対応を安全な形で行い、コースの別の場所で進行中の回復活動に応じてペースを調整するための必要条件を含む、複数の目的を考慮に入れて進められる」
「従って、セーフティカーのスピードは、通常、レースコントロールから指示されるものであり、セーフティカーの能力によって制限されるものではない。セーフティカーは、世界トップのメーカー2社が用意した特注の高性能車であり、常に変わりやすい路面状況に対応できる態勢が整っており、非常に経験豊富で有能なドライバーとコドライバーが乗っている」
「セーフティカーの速度が後続車のパフォーマンスに与える影響は二次的考慮事項である。その影響は全競技者において等しいものであり、競技者には、常にそうであるように、自分のマシンとサーキットの状況に応じて、常に安全に運転を行う責任がある」
(Grandprix.com)
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| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


