F速

  • 会員登録
  • ログイン

「C3とC4のパフォーマンス差が小さかった」ピレリ、F1オーストラリアGPでのひとつ飛ばしのタイヤ選択について説明

2022年4月7日

 ピレリは今週末のF1第3戦オーストラリアGPに向けて、タイヤレンジを1段階とばした。いつもと異なるタイヤ選択は、F1チームがメルボルンで直面するいくつかの未知の要素のひとつとなっている。


 ピレリはC2(ハード)、C3(ミディアム)、そしてC5(ソフト)をオーストラリアGPに向けて割り当てた。ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは、メルボルンでひとつ飛ばしのコンパウンドを選択して試すことにした理由を次のように説明した。


「開発テスト中にC3とC4コンパウンドのパフォーマンス差が比較的小さいことに気づいたため、踏み込んだコンパウンドの割り当てを行うことを選択した」


「新たなアスファルトとレイアウトを備えたアルバートパークは、このオプションを試すのに適した場所だと考えている」


 だがアルバートパークでのこれまでのレースと比較すると、いくつかの未知の領域がチームを待ち受けている。アルバートパークは何カ所か改修が施されており、18インチタイヤを履いたF1の新世代マシンがこの会場を走るのは初めてのことなのだ。


「これまでと比べて、また、ドライバーが2シーズンの間ここでレースをしていないことを考えると、今年オーストラリアGPにはいくつか未知の要素がある」とイゾラは語った。


「まずコースレイアウト全体が、オーバーテイクの改善のために大幅に改修された。その結果として新しいアスファルトが敷かれたので、路面が非常に滑らかになっているはずだ」

アルバートパーク・サーキットのレイアウト
アルバートパーク・サーキットのレイアウト


「つまりスタート時のコースは、グリップレベルが非常に低く、週末の間に状態は大幅に変化することが予想される。それに雨が降ったら路面は極端に滑りやすくなるだろう」


「また、我々がメルボルンへ向かうのは、これまでのシーズンより数週間遅い。南半球はすでに秋に入り始めているから、コンディションはさらに変わりやすくなる可能性がある」


「最後に大切なことだが、完全に新しい世代のマシンとタイヤについては、ドライバーたちが今も学ぼうとしているところだ。こうしたあらゆる要因があることから、フリー走行においてチームとドライバーは多くの作業を行うことになるだろう」

マリオ・イゾラ(ピレリ レーシングマネージャー)
マリオ・イゾラ(ピレリ レーシングマネージャー)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号