フェラーリF1のペースに感心するハミルトン。一方ビノット代表はテスト走行距離には満足も「判断は時期尚早」と慎重
2022年3月4日
フェラーリF1のチーム代表であるマッティア・ビノットは、シーズン開幕時にはフェラーリが他チームよりも抜きん出ているだろうという最近のルイス・ハミルトン(メルセデス)の予想について、反対意見を述べた。
ハミルトンは先週バルセロナで行われたF1プレシーズンテストでトップタイムを出したが、彼はフェラーリの独創的なF1-75が見せたペースに感心したと語り、フェラーリは他のライバルチームに比べて“数カ月先を行っている”かもしれないと示唆した。
「フェラーリはおそらく(2021年の)マシンの開発をあまりやらずに、すべてを今年のマシンに注ぎ込んだと考えられるだろう」とハミルトンはバルセロナ-カタロニア・サーキットで行われたテストの初日走行後に語った。
「ということは、彼らが数カ月先を行っているということになるだろうか? チームは数カ月先にいると? 僕たちは様子を見守ることになる」
7度の世界チャンピオンであるハミルトンのコメントを知らされたビノットは、ハミルトンの意見とは逆の回答をした。
「バーレーンまでには、彼らが我々よりも2カ月や3カ月先に進んでいることは確かだ!」とビノットは冗談めかして『Sky Sports』に話した。
「今の時点でチーム間のパフォーマンスや競争力の比較をするのは非常に難しいと思う」
「我々にとって重要なのはここで情報を収集することだ。ともかく我々の走行量には満足できると思う。(すべては)マラネロに戻って分析される」
スペインでのフェラーリのペースは、F1-75の確固たる信頼性も相まって、シーズンを前に明るい兆候を見せた。チームはメルセデスやレッドブルとともにトップ集団に返り咲くことを望んでいる。
バルセロナでビノットは、まだ早い時期ではあるが、これまでフェラーリのプレシーズンプログラムは計画どおりに進められていると主張した。
「これまでのところマシンの挙動は良く、大きな問題も起きていない」とビノットは述べた。
「ここまで走行は適切に行われている。これで十分だろうか? 昨年のシーズン末に、我々がトップから少なくとも1周あたり1秒遅かったことを忘れるべきではない」
「我々にとって、とにかく2022年に競争力を取り戻せたらそれは良いことだ。だがまだ判断するには早すぎる時期だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 277 |
2位 | ランド・ノリス | 199 |
3位 | シャルル・ルクレール | 177 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 167 |
5位 | カルロス・サインツ | 162 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 150 |
7位 | セルジオ・ペレス | 131 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 116 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 49 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 408 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 366 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 345 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 266 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 73 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第14戦 | ベルギーGP | 7/28 |
第15戦 | オランダGP | 8/25 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |