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一度否定されたアウディのマクラーレン買収報道が再過熱

2022年1月17日

 アウディとポルシェによる2026年からのF1参戦について、イギリスの雑誌『CAR』が、「決定したも同然」であると報じた。さらに同誌によると、アウディはマクラーレンの自動車部門も買収する意向を見せているという。


 かねてからF1への参戦が噂されてきたアウディとポルシェ。ともにフォルクスワーゲングループに属する両社は、2026年から導入される次世代パワーユニットの規則に関する協議にも参加し、参戦に前向きな姿勢を示してきた。この協議では、開発にコストのかかるMGU−H(熱エネルギー回生システム)を廃止、MGU-K(運動エネルギー回生システム)の電気出力を350kWに増やすことなどが決定し、両社のF1参戦を後押しするような内容が取り決められた。


 そして先週7日、イギリスの雑誌『CAR』が、この2社のF1参戦は「決定したも同然」であり、「(親会社である)フォルクスワーゲン監査役会の承認を待っている」状態だと報じた。


 同誌によると、両社はパワーユニットサプライヤーとしてF1に参戦する見込み。パワーユニットの開発はアウディスポーツとポルシェモータースポーツが共同で行い、アウディがマクラーレンに、ポルシェがレッドブルに供給することが有力だという。


 これに加えて同誌は、アウディがマクラーレンの市販車部門の買収を企てていると主張している。


 ただし、この噂については昨年11月に一度、マクラーレンが否定済みである。一部メディアにアウディがすでにマクラーレンの経営権を取得しているとの報道が出た際、マクラーレンが声明を発し、これを完全に否定したのだ。


 この噂を蒸し返した形となる『CAR』誌は、「マクラーレンとアウディ両社の弁護士はすでに協議の場を設けている」と報じ、マクラーレン株の42パーセントを所有するバーレーンの投資ファンド、マムトラカト・ホールディングも新型コロナウイルスの影響で販売が落ち込み赤字状態の市販車部門の売却を求めているとしている。


 もちろん、これらの報道はあくまで噂の域を出ていない。F1参戦についても、ドイツの日刊紙『F.A.Z.』が、両社はあくまでワークス体制で参戦した上で他チームにパワーユニットを供給するという方向を模索していると12日に報じるなど、情報が錯綜しているのが現状だ。


 しかしその『F.A.Z.』も、アウディとポルシェの参戦がフォルクスワーゲンの承認を待つのみであるという点に関しては、「監査役会が2月末に行われる」と具体的な数字を出しながら認めており、両社のF1参戦に向けた動きが加速していることは間違いなさそうだ。



(autosport web)


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