F速

  • 会員登録
  • ログイン

【動画】F1アブダビGP最終ラップ、緊張に包まれるレッドブル・ホンダのピットを振り返り

2021年12月25日

 F1第22戦アブダビGPの最終ラップでチャンピオンが決まるという、前代未聞の結末となった2021年のF1シーズン。レッドブル・ホンダは、この最終ラップの緊張に包まれるピットの様子を撮影していた。



 動画はセーフティカーが退去し、残り1周のレースが再開されるところから始まる。コース上ではメルセデスのルイス・ハミルトンがトップを走り、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがそのすぐ後を追う。


 先にチェッカーを受けたほうがチャンピオンに輝く。レッドブルのガレージでは、ある者は祈るように手を組み、ある者は肩を抱き合いながら、全員がレースの行方を固唾を飲んで見守っている。


 タイヤの状況に勝るフェルスタッペンは、レース再開直後からハミルトンとの差をジリジリと詰めていく。それに呼応するように、クルーたちからも「カモン!マックス!」と叫ぶような声が聞こえてくる。


 そして迎えたターン5。フェルスタッペンはハミルトンのインに飛び込むと、ついに先頭に出る。レッドブルのピットは大歓声に包まれるが、経験豊富な彼らはこれで終わりではないことを承知していた。まだハミルトンはフェルスタッペンのすぐ後ろにつけているのだ。


 ターン6で反撃を試みるハミルトンに、ピットはまた静まり返る。さらにストレートの後のターン9で、ハミルトンはフェルスタッペンの横に並びかけてきた。フェルスタッペンはなんとかこれを抑える。すると2台の差は開いていていった。ついに勝負は決したのだ。


 新たなチャンピオンを出迎えようと、ピットウォールに駆け寄るクルーたち。ホームストレートはマシンの轟音すらかき消すような大歓声に包まれ、その中心をフェルスタッペンが駆け抜けていく。


 大逆転でのチャンピオン獲得に、レッドブル陣営はこれまで抑えていた感情を爆発させる。この喜びの渦のなかにはホンダの山本雅史マネージングディレクターや、フェルスタッペンの父ヨスの姿もある。彼らは抱き合い、もみくちゃになりながら、長いシーズンを共に戦った仲間を称え合った。レッドブルにとっては8年ぶりの歓喜の瞬間だった。



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号