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ライコネン「20年はあっという間。良いことも悪いことも、一生忘れられないだろう」:アルファロメオ F1第22戦決勝
2021年12月14日
2021年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィとキミ・ライコネンはリタイアでレースを終えた。ライコネンは25周目にターン6のブレーキングで挙動を乱してバリアにクラッシュし、ジョビナッツィは35周目にハイドロ系トラブルでストップとなった。
ライコネンとジョビナッツィは、このアブダビGPを最後にF1を離れる。今年でF1を引退するライコネンにとっては、これが349戦目の出走で、F1の史上最多出走記録となった。一方ジョビナッツィは来年からフォーミュラEに参戦することが決まっている。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=リタイア(33周)
こんな形でシーズンを終えることになって残念だ。開幕からずっと完走を続けてきて、これが初のDNFだからね。元ワールドチャンピオンの(セバスチャン・)ベッテルと戦いながら、いいレースをしていたんだ。ただ、このレースの最終ラップを観戦できたことだけは良かったかな。マックス(・フェルスタッペン)とルイス(・ハミルトン)は、ずっとスゴいバトルを続けていて、どちらがタイトルを獲ってもおかしくなかった。
今日は全体として感情を刺激される1日だった。キミ(・ライコネン)が引退することもあり、チームはこれが最後のレースになる僕らのためにいろいろなことをしてくれた。彼は本当に素晴らしい人物で、いつでもフェアだった。F1関係者の誰もが、来季は彼がいないことを寂しく思うだろう。
僕自身に関しては、これが「また近いうちに会おう」でしかないことを願っている。ひとまずフォーミュラEに専念するけど、次の年にはまたF1に戻って来たい。ここまでのキャリアと、その間に自分が進歩してきたこと、そして全力を尽くしてきたことに満足している。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=リタイア(25周)
今日は大勢の人が、僕のキャリアを称える気持ちを示してくれて、うれしかったよ。ただ、レースの方は望んだようにはならなかった。ピットストップの後、クルマにトラブルが起きてフィニッシュを迎えずにレースを終えることになったんだ。これがレースだ。時にはどこかが壊れることもある。いずれにせよ、この結果によって、自分のキャリアについての見方が変わることはないよ。
これからは普通の生活を送ることになるけど、僕はそれをうれしく思っているし、楽しみにもしている。もちろん、このキャリアを通じて出会った、大勢の素晴らしい人たちと会えなくなるのは寂しいけどね。20年はあっという間だった。良いことも悪いことも含めて、たくさんの思い出ができた。それは一生忘れられないだろう。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 22:30〜23:30 |
予選 | 26:00〜 | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

