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【角田裕毅F1第18戦密着】残り5戦でのパフォーマンスを考慮しPUを交換。信頼性については「現状では不安はない」
2021年11月6日
2021年F1第18戦メキシコGPの初日、FIAから角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がパワーユニットを交換したと発表された。それによれば、今回新しく投入されたのは、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kの4コンポーネントだった。
金曜日のフリー走行1回目後に行われたFIA会見で、その理由を尋ねられたアルファタウリのフランツ・トスト代表はこう説明した。
「これまで使用してきたパワーユニットは走行距離を重ねてきたので、分析した結果、このメキシコGPで4基目を投入するのが最適だと考えた。個人的にはブラジルGPの方がよかったのではないかと思っていたが、メキシコの気候が少し心配だったので、エンジニアたちはここがベストな選択だと考えたようだ」
角田が2基目を投入したのは、第2戦エミリア・ロマーニャGPの日曜日。これはパワーユニットにトラブルが発生したためではなく、土曜日の予選でクラッシュし、レースに間に合わせるためにリヤエンド(パワーユニット、ギヤボックス、サスペンション)を全交換するのがベストと考えたからだ。
つまり、角田の1基目のパワーユニットはICEを含め、すべてのコンポーネントが使用可能な状況にあった。
そのことはチームが角田に3基目を投入したのが、第12戦ベルギーGPだったことでもわかる。もし、1基目が使用不可能だったら、角田は2基目のパワーユニットで9戦以上走行していたことになるが、それはあり得ない。
角田が3基目を投入したのが第12戦ベルギーGP。つまり、前戦アメリカGPまでの17戦で3基使っており、単純計算で1基あたり5.6戦しか使用していないことになる。
この件について、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「角田選手は大変残念なのですが、この先のシーズン5戦を見据えたところで信頼性とパフォーマンスを考えて、今回新しいPUを搭載しています」と語った。そこで、ほかのホンダ勢の信頼性は大丈夫ですかと続けて尋ねると、こう回答した。
「信頼性に関しては、今日新しいのを入れた角田選手をはじめ、レッドブルの2台、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)選手含めて、この先も不安や懸念はない状況です。しかし、いかんせんPUは複雑な生き物みたいなものなので、何があるかわかりません。ただし、現状は不安がない状況です」
したがって、今回の角田の4基目投入は、信頼性に懸念が生じたためにとった措置というよりは、残り5戦、思いっきりレースを戦おうというアルファタウリとホンダの思惑が重なった結果の判断だったのではないかと思う。
(Masahiro Owari)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

