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【動画】メルセデスF1の裏方、トラックサイド・エレクトロニクスのリーダーが経験した“最悪の出来事”

2021年10月6日

 普段私たちが目にすることの少ないF1チームの裏方に焦点を当てた、メルセデスの動画シリーズ『My Job in F1(F1での私の仕事)』。今回は『トラックサイド・エレクトロニクス・リーダー』のエヴァン・ショート氏が登場する。聞き慣れない彼の役職だが、グランプリの舞台で彼はどんな仕事をしているのだろうか。


 大勢の人々が働くF1チームだが、私たちの目に触れるのはドライバーやチーム代表、せいぜいチーフエンジニアぐらいのもの。それ以外の数百人に及ぶスタッフがどんな仕事をしているのかは意外と知らないのではないだろうか。今回スポットライトを浴びているエヴァン氏もそんな裏方のひとりだ。



 カナダで生まれたエヴァン氏は大学で電子工学を学び、フェラーリで10年ほどを過ごした。そしてメルセデスに移って14年目の現在は『トラックサイド・エレクトロニクス・リーダー』のポストについている。


 この仕事は簡単に言えば電気系統の現場責任者。ギヤシフトなどの油圧システム担当やセンサー類、電子制御担当など多くのエンジニアをまとめ上げるのが彼の仕事だ。


 彼が率いるチームの役割はふたつあるとエヴァン氏は説明する。ひとつはグランプリの現場でマシンを適切にセッティングすること、そしてもうひとつはそこで得られたデータをファクトリーに送り、次戦以降に向けたフィードバックを行うことだ。


 現代のF1において電気系統はマシンの動作すべての基本になる。それが正常に働かないと、マシンは発進することさえ難しくなる。しかし、電気は目に見えない。彼にのしかかるプレッシャーは想像を絶するものだろう。


 彼は現場でのこんな「最悪の経験」を明かしてくれた。それはあるレース直前のこと。他車がスタートしていくなか、自分たちのマシンはギヤが1速に入らず、全く動かない。そのとき彼は「あんな気持ちになったことはない」というほどの絶望を味わったという。


 それでも「毎レース生じる様々な問題を解決すること」がこの仕事の醍醐味だというエヴァン氏。こうしたプロフェッショナルの仕事に、華やかなF1の世界は支えられている。



(autosport web)




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