F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル・ホンダ密着:フェルスタッペンを優先しトウを与えたペレス。代表も「重要な役割を果たした」と賞賛

2021年9月11日

 前戦オランダGPでメルセデスのルイス・ハミルトンとの真っ向勝負に完勝し、再びチャンピオンシップでリーダーとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。しかしクリスチャン・ホーナー代表は、イタリアGPに向けては、こう語って緊張感を緩ませることはしなかった。


「次のモンツァはメルセデスに向いたサーキット。我々はチャンピオンシップでダメージを最小限にする戦いをしなければならない」


 2014年からスタートした現在のパワーユニット時代。全開率が最も高いモンツァは、パワーユニットの性能がラップタイムに大きく反映される。このモンツァでメルセデスは2014年から5年連続で優勝し、パワーユニット4社のなかで最も得意にしている。


 そのモンツァで、フェルスタッペンは予選で3番手を獲得した。これは2015年にホンダがF1に復帰して以来、イタリアGPでの予選最高位となった。

レッドブル・ホンダ密着
2021年F1第14戦イタリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)


 そこにはF1最終年に向けて開発・投入してきたホンダの新骨格パワーユニットの力があったことは言うまでもないが、今回の3番手はそれだけが理由ではない。


 予選後、ホーナー代表は、こう振り返った。


「今回は素晴らしいチームとしての結果だ。今日はチェコ(セルジオ・ペレス)が重要な役割を果たしてくれた。マックスにトウ(スリップストリーム)を与え、空気抵抗の少ない空間を与えるという素晴らしい仕事を全うした」

レッドブル・ホンダ密着
2021年F1第14戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

レッドブル・ホンダ密着
2021年F1第14戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)


 モンツァには4本の長いストレートがある。そのため、どのマシンも空気抵抗をなるべく小さくして走ろうとウイングを寝かせる。それでもF1マシンには大量の空気が前方から当たる。それを少しでも避けようと、予選では前者のスリップストリームをいかに利用するかという駆け引きが見られた。


 しかし、この駆け引きは簡単ではない。そこでレッドブル・ホンダはフェルスタッペンの予選ポジションを優先して、チームメートのペレスにフェルスタッペンの前を走らせる役割を与えた。ペレスが予選で9番手に終わったのには、そんな理由があった。


「おそらく、チェコにとっては0.5秒ほどのタイムロスになったと思う。それがなければ、もう少し上の順位を獲得できていただろう」(ホーナー)


 しかし、もしペレスがフェルスタッペンの前を走っていなければ、フェルスタッペンが0.5秒ほどのタイムロスをしていたかもしれない。そうなっていれば、フェルスタッペンは3番手を獲得できていなかった。


 パワーユニットの性能をいかに活かすのかは、チームの戦略にかかっているということをあらためて思い知らされた今年のイタリアGPだった。

レッドブル・ホンダ密着
レッドブル・ホンダ首脳陣

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第14戦イタリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)



(Masahiro Owari)


レース

3/13(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
3/14(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/15(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号