ホンダPUの進歩に驚き。ハミルトン、フェルスタッペンの“ロケットスタート”に「文字どおり何もできなかった」
2021年9月8日
メルセデスのルイス・ハミルトンは、9月5日(日)に行われたF1第13戦オランダGP決勝のスタートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が見せた猛烈なダッシュについて、ホンダのパワーユニット(PU)が著しく強化されたしるしだと考えている。
完璧なスタートを決めたフェルスタッペンは、最大のライバルであるハミルトンを1コーナーまでのあいだで楽に振り切ると、その後も一方的にリードを広げていった。ハミルトン自身も相応に良いスタートを切れたものの、ライバルの勢いには抗えなかったという。
「スタートした瞬間の彼はまるでロケットだったよ。すぐにいなくなってしまった」とハミルトンは語った。
「僕たちは文字どおり何もできなかった。彼らは今年、エンジンで大きな進歩を遂げたんだ」
「昨年、彼らのスタートは非常に素晴らしいとまでは言えなかった。パワーが増強したのは明らかだ。今年のパワーユニットは、あらゆる側面で大幅に改良されたのだと思う。必然的に、ドライバビリティやスタートにも(その効果が表れる)……今年は彼らが全体でも最速のスターターだ」
「つまり僕たちとしてはさまざまな領域でやるべき仕事がある、ということだね」
ハミルトンは、レッドブルのエンジン強化に加えて、スパ・フランコルシャンで2021年型マシン『RB16B』に施されたアップグレードの効果にも言及した。第12戦ベルギーGP決勝は豪雨による短縮開催となったため、彼らにその力量を示すチャンスがなかったのだという。
これに呼応してハミルトンは自身のマシンもアップデートするよう求めたが、すでに開発リソースの大部分を重要な2022年型マシンに転換させたと伝えられるメルセデスには、その要望も聞き流されてしまうかもしれない。
「彼らは本当に速かった」とハミルトン。「今年全体を通してみても一番速かったんじゃないかな」
「彼らは前のレースでマシンにアップグレードを施した。この日曜日、僕たちは改善の成果を目の当たりにしたんだ。僕たちも仕事をしなければ。彼らに対抗できるだけの何かをする必要がある」
7度の世界王者は、低ダウンフォースのコースであるモンツァでなら、メルセデスにもレッドブルに食い下がるチャンスがあると考えている。
「ダウンフォースが低いから、もう少し接近できるんじゃないかな。おそらくね。だけど……そうだな、厳しい戦いにはなるはずだ」

この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


