最新記事
- F1、ポルトガルGPのカレンダー復帰を発表。2...
- 後半戦に固まりがちな若手起用。平川のスムー...
- ルイ・ヴィトンがF1モナコGPのタイトルスポン...
- 2025年は「だいぶF1という世界に慣れた」1年...
- ホンダのF1初優勝60周年を記念した特別仕様の...
- 失格、戦略ミスを経て、最終戦決着へ。極限の...
- 2026年F1参戦のアウディ、正式チーム名とロゴ...
- マルコの後任候補として名前の挙がるベッテル...
- 2026年のF2に参戦するマリ・ボヤのアストンマ...
- 7度のF1王者シューマッハーの元マネージャー...
- 恒例の日本レース写真家協会報道写真展『COMP...
- 大きく外したレースのなかった2025年。最終戦...
オランダGP FP1:ベッテル車のトラブルで走行時間は大幅減。ハミルトンが首位発進、角田はノータイム
2021年9月3日
2021年F1第13戦オランダGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは16番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手、角田裕毅は20番手となっている。
1985年以来、36年ぶりの開催となったオランダGP。舞台となるザントフォールト・サーキットは、海沿いの砂丘の上に建設された1周4.259kmのコース。今回のグランプリ復活に際して、最終コーナーのバンクなど多くの改修が施された。それでもコース幅は狭く、エスケープゾーンはほとんどがグラベルと、古き良き時代の雰囲気を残したサーキットだ。
1週間前のベルギーGPから一転、この週末はずっと好天に恵まれるという予報だ。初日FP1も快晴。現地時間午前11時半の開始時点で気温19度、路面温度25度、ターン1で向かい風となるやや強い北風が吹いている。
開始後2分、ハードタイヤでコースインしたばかりの角田が、ターン10でスロットルを開けた瞬間にスピン。マシンにダメージはなく、すぐに周回を再開した。しかしガレージに戻ったあと、エンジンカウルを開けており、何らかの不具合が発生したのかもしれない。
セッション序盤はハードタイヤのフェルスタッペンが最速タイムを更新する展開だ。開始後15分、ターン1立ち上がりのコース脇にセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がストップ。「エンジントラブルだ」と伝え、自ら消火器を取りに行って、消火作業に当たった。ピットレーンの出口だったこともあって、セッションは赤旗中断となった。録画映像を見るとターン1のブレーキングですでに白煙が出ている。中断直前に、ランド・ノリス(マクラーレン)がミディアムタイヤでトップタイムを出している。
アストンマーティンのマシンに漏電の恐れもあったことから、車両撤去にかなりの時間を費やしてしまう。その間も計時は止まらず、40分近い中断を経てセッションが再開されたのは12時24分だった。残り時間はわずかに6分。コースインした18台のマシンは、全車がソフトを装着している。残り時間が限られているため、まずは一発タイムを試そうというのだろう。
このセッション最速は、1分11秒500のハミルトン。0.097秒差で2番手にフェルスタッペン、0.004秒の僅差でカルロス・サインツ(フェラーリ)が3番手。シャルル・ルクレール(フェラーリ)もチームメイトから0.022秒差で4番手に付けた。5番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、6番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。フェルスタッペン以外のホンダ勢は、ガスリー10番手、ペレス16番手。角田はガレージから出られず、ノータイムに終わった。




(Kunio Shibata)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


