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2位フィニッシュのベッテル、技術規則違反で失格の裁定。確定ならハミルトン以下の順位が繰り上がりへ/F1第11戦
2021年8月2日
アストンマーティンF1チームのセバスチャン・ベッテルは、第11戦ハンガリーGP決勝を2位でフィニッシュしたが、レース後、マシンから必要とされる量の燃料サンプルを採取できなかったことで、失格の裁定を受けた。しかし、これを受けて、アストンマーティンは上訴の意志があることを表明したため、リザルトには暫定的にベッテルの2位が残されている。
F1技術レギュレーション第6.6.2条には、「競技者は、競技会期間中常に車両から1.0リットルの燃料サンプルを抽出できる状態を確保しなければならない」と定められている。しかし、ベッテルのマシンからは0.3リットルの燃料しか抽出できなかった。
「決勝後、5号車から1.0リットルの燃料サンプルを抽出することができなかった」とスチュワードの声明には記されている。
「チームには、タンクから必要な量の燃料を取り出す機会が何度か与えられたが、0.3リットルしか取り出すことができなかった」
「FIAテクニカルデリゲートおよびFIAテクニカルディレクターが出席するヒアリングにおいて、アストンマーティンのチーム代表者は、1.44リットルがタンクに残っているに違いないところ、それを取り出すことができないと述べた。この数値はFFMあるいはインジェクターモデルを使用して計算される」
「この状況を考えると、5号車は技術レギュレーション第6.6条の要件を満たしていない。第6.6.2条によると、競技者は、競技会期間中常に車両から1.0リットルの燃料サンプルを抽出できる状態を確保しなければならない。しかしながら、手続きが行われた結果、燃料サンプルを採取することができなかった」
「そのため、スチュワードは、技術違反に対する標準的なペナルティを適用することを決めた」
ベッテルの失格裁定を受け、F1は変更版のリザルトを発表したものの、アストンマーティンが上訴の意志を示したため、リザルトは暫定扱いで変更前のものが維持されている。もしベッテルが失格になると、3位以下が繰り上がり、ルイス・ハミルトン2位、カルロス・サインツ3位、フェルナンド・アロンソ4位、ピエール・ガスリー5位、角田裕毅6位、ニコラス・ラティフィ7位、ジョージ・ラッセル8位、マックス・フェルスタッペン9位、キミ・ライコネン10位となる。また、ハミルトンとフェルスタッペンのポイント差は8ポイントに拡大することになる。
(autosport web)
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


