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F1第10戦イギリスGPスプリント予選トップ10ドライバーコメント(2)
2021年7月18日
2021年F1第10戦イギリスGPのスプリント予選が行われ、ポールポジション〜5番手のドライバーが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス スプリント予選=5番手
初めてのスプリント予選は素晴らしかった! 今日期待していたすべてのことができたと思う。レッドブルの1台の前に出ることができた。レッドブルのマシンは僕たちより速いけど、スタートで追い抜いて1周目を抑えきることができた。楽しいレース前半だったね。
終盤はクリーンエアーの位置で、静かなフィニッシュだった。他のチームと比較して自分たちがどこにいるかわかったから、明日するべきことがはっきりした。ファンのみんなが新しいフォーマットを楽しんでくれていたらいいと思うし、これが週末に違うものをもたらしてくれるといいね。明日も同じことを期待しよう。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール スプリント予選=4番手
スプリント予選はとても楽しかった。17周を全力で走るというのは、普段慣れていることとは違っていてかなりおもしろかったね。一番大きな違いは、タイヤのセーブを考える必要がなく、ただ単純に走ることができるところだ。リスクは冒さなかったけど、もしポジションを上げるチャンスがあったら、勝負に出ていたと思う。(周囲に他車がおらず)僕のポジションからは寂しいレースだったけど、よかったのは前のマシンと同じようなペースを維持できたことだ。
全体として、今のところこの週末のフォーマットは好きだ。このフォーマットのおかげで毎日がなにかしら楽しみなものになる。特に金曜日は普段の週末と違って予選があるから、いつもより見ごたえがあると思う。僕たちにとってもファンにとっても、よりエキサイティングになるね。
ミディアムタイヤでの走行は決勝レースでの状況を示すものだった。決勝と燃料の量が同じではなかったとはいえ、バランスを確認することができた。今夜はたくさんのデータを分析する必要があるし、そこから明日に向けて学習していくよ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス スプリント予選=3番手
ソフトタイヤを選んだのは、スタートで小さくてもアドバンテージがあるかもしれないと思ったからだ。でも実際は、最初の数コーナーでひとつも順位を上げられなかった。そうなると、その後は、タイヤを傷めないように走ることが重要だった。ソフトタイヤはミディアムよりもずっと繊細なんだ。多少ブリスターが起きたが、なんとかうまく管理して走り終えることができた。他とは違うことをトライできてよかったと思う。
今日追加のレースがあったのはいいことだった。明日のレースの方が重要だけど、ファンが今日もレースを楽しんでくれたならうれしい。個人的にはスプリントより予選の方が好きだけどね。
明日のレースにはあらゆるチャンスが残されている。タイヤコンパウンドを自由に選べるのは素晴らしいことだ。戦略が分かれて、それによって面白い展開になるはずだよ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン スプリント予選=2番手
スタートで、温度やクラッチポジションなどについて、すべてやれることをやったけれど、発進時にホイールスピンが起きてしまった。何が起きたのかをこれから詳しく調べる。
F1が新しいことを試すのは素晴らしいことだと思っている。僕にとって今日のレースは1周目を終えた後は特にエキサイティングではなかったけれど、それでも今日の走行から学べることは必ずある。
今シーズン、このマシンの特定のエレメントに関して苦労している。それでも昨日のパフォーマンスレベルまで持っていくことができたのだから、僕たちはすごい仕事をしたと思う。バルテリの仕事も素晴らしかったし、僕たちがライバルに近づいているのは間違いない。
レッドブルのマシンの後ろにぴったりついていくのは難しい。昨日はうまくいっただけに、今日は少し後退したように感じるが、ポジティブな要素を見つけて明日のレースで戦えるよう、事態を好転させたい。
(会見でスタートでの出遅れについて語り)ひどいスタートだった。クラッチのターゲットポジションがあるんだけど、それについては目標どおりにやったし、やるべきことをやった。でもどういうわけかうまくいかなかった。スタートをもう一回やり直せればいいのにと思う。でも幸い明日がある。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン スプリント予選=ポールポジション
とても楽しかったし、3ポイント稼げたのもうれしい。レースの結果でポールポジションを獲得するというのはすごく変な感じだけど、もちろん喜んでこの結果を受け取るよ。
このサーキットはオーバーテイクが難しい。でも今日はスタートをうまく決めて、1周目にルイス(・ハミルトン)といいバトルをすることができた。その後は、自分たちのペースで走ろうとしたが、結局は最後までプッシュし合う展開になった。それでお互いタイヤにブリスターができて、うまく管理しながら走らなければならなかった。少ない燃料搭載量でレースに臨むと、高速コーナーでプッシュできるけれど、1周ごとにタイヤに負荷がかかっていく。でもそれは誰もが同じ条件だ。
明日までマシンに変更を加えることができない。今日走ってみて、メルセデスとは今回もかなり僅差だということが分かった。僕たちはコーナーでとても速いが、ストレートでは彼らの方が速い。明日はとてもエキサイティングなバトルになるだろう。チームは今週末の新しいフォーマットをうまくこなしている。
それから、ファンにも心からの感謝の気持ちを伝えたい。彼らが何よりもイギリス人ドライバーを応援するために来ていることは分かっているが、それでもスタンドで声援を送っているファンの姿を見られるのはうれしいことだ。明日はルイスをはじめ他のドライバーたちといいバトルをして、引き続きファンを楽しませたいと思っている。
(グリッド上で後ろの全マシンが整列するのを待っている際に、ブレーキから炎が出始めた時のことについて語り)すごく心配だった。少しぐらいの炎なら問題ないけれど、炎がかなり大きくなってきていた。ミラーでグリッド後方を見ながら「頼むから、急いでグリッドについてくれ!」と思っていたよ。
ターン3に入っていくとき、ブレーキが効くのかどうか、確信が持てなかった。でも幸い大きなダメージはなかった。グランドスタンドにいる人たちが、僕のブレーキが燃えているのを見て写真を撮っていた。いい絵が撮れただろうね!
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

