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アルピーヌF1、イギリスGPでオコンに新シャシーを供給「苦戦の背景に技術的理由があるかどうか調査中」
2021年7月16日
アルピーヌは、難しい数戦を経たエステバン・オコンがパフォーマンスを改善できるように、シルバーストンで行われるF1第10戦イギリスGPでは新品のシャシーを用意する予定だ。
オコンはレッドブルリンクで行われた第8戦シュタイアーマルクGPと第9戦オーストリアGPの予選でQ1を通過することができず、全体的に予選でも決勝でもチームメイトのフェルナンド・アロンソに後れをとっていた。シュタイアーマルクGPでは14位という低い順位で、オーストリアGPではスタート時にミック・シューマッハー(ハース)とアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に挟まれてしまい、オープニングラップでレースを終えた。
最近のスランプを評価したオコンは、2021年型マシン『A521』の何かがおかしいと考えてマシンの大幅な変更を求め、パフォーマンスの問題の真相を突き止めようとした。そこでアルピーヌは一歩進んでオコンのシャシーを今週末のイギリスGPで交換することを決めた。
「エステバンはオーストリアで2回の難しいレースをした。我々は今もその背景に技術的理由があるのかどうか調査を行っている」とチームのエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは説明した。
「疑念をなくすため、チームは新品のシャシーも含め、シルバーストンに向けて彼のマシンを大幅に変更することを決めた」
「シーズンスタート時のエステバンのパフォーマンスは非常に強力だった。つい数週間前の週末は2週連続で、実力でグリッドの3列目を獲得したのだ。だから彼が確実に調子を取り戻せるように共に取り組んでいるところだ。今週末はそうするための完璧なチャンスだ」
オコンは、オーストリアと比較するとまったくレイアウトが異なるシルバーストンでのイギリスGPのことを、歓迎すべきリセットであり、彼の2021年シーズンを軌道に戻すチャンスだとみなしている。
「まったく違うコースに行くのはいいことだ。新しい挑戦をしてリセットすることになる」とオコンは語った。
「チームと僕は舞台裏で懸命に作業をして、パフォーマンスを改善するために何ができるのか考えていた」
「シーズン序盤のレベルに戻れることは分かっている。レベルを戻すまで、あるいはそれ以降も努力を続けるしかない。今週末に結果を出すためのモチベーションは本当に高いよ」
また土曜日のスプリント予選レースの話題になると、オコンはショートレースは間違いなく週末に「新しい原動力」をもたらすだろうと語った。
「どのような展開になるのか興味を持っている。でもその前に生産的なフリー走行を行う計画を立てなければならない。同じ日の予選で可能な限り上のグリッド順を確実に獲得できるようにね」
「普段とは違うことになるけれど、僕はこのアイデアを気に入っているし、どのようになるか楽しみだよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

