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ノリスとペレスの一件は“レーシングインシデント”との声多数。ペナルティへの批判にFIAが反論
2021年7月7日
FIAのF1レースディレクターであるマイケル・マシは、F1第9戦オーストリアGPでスチュワードが科したペナルティへの批判に反論した。レース序盤に2番手のランド・ノリス(マクラーレン)がポジションを守るなかで、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)をグラベルに押し出したとして5秒のペナルティを科されたが、これはレーシングインシデントであると見る者が多い。
レッドブル首脳陣やペレスのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンすらも、これは単なるレーシングインシデントだったと述べている。セーフティカー明け、4周目のこのインシデントについては、15分以上にわたって審議され、19周目にノリスに5秒のペナルティが言い渡された。
その後、ペレス自身もシャルル・ルクレールをコース外に押し出したことでペナルティを2回受けた。これに関してはかなり早急に処分が決められた。ターン4でペレスがルクレールに接触した1回目の件についてはわずか2分、ターン6でのインシデントについては4分で決定が下された。ノリスとペレスのインシデントとは異なり、ペレスとルクレールの場合には明らかな接触が起きていたため、議論の余地があまりなかったということだろう。
レース終了後、マシは、ペナルティについてこう説明した。
「スチュワードは3つのケースをすべてチェックした。最初のケースはセルジオとランドで、彼ら(スチュワード)の見解は、ペレスが完全に並んでいたのでランドにはコース上に1台分の幅のスペースを残す義務があるというものだ」
「後にチェコが逆の立場になり、シャルルとターン4出口でのインシデントがあり、ふたりのインシデントはターン6出口でも繰り返された。彼ら(スチュワード)の見解は、この3つの全ケースにおいて、2台のマシンが並んでいたため、コース端までの間に1台分の幅が残されているべきだった、というものだった」
ノリスは、エミリア・ロマーニャGP決勝スタート直後にフェルスタッペンとルイス・ハミルトンが接触して、ハミルトンが縁石まで押し出されていたにもかかわらず、ペナルティが出なかったことを例に挙げて、自身の今回のペナルティに不満を示した。しかし、マシは、このふたつのインシデントの状況には違いがあると主張した。
「1周目のターン1であれば違う。1周目のインシデントはすべて、より寛大に扱われる。『ドライバーたちにレースをさせる』という原則のもとで、長年そういう対処がされてきた」とマシ。
「人々が物事を分類して考えたがることは承知している。だが、ふたつの全く異なるコーナーでのインシデント、つまりイモラでの1周目のインシデントと、ここ(オーストリア)で1周目よりも後にターン4やターン6で起きたインシデントとを対比するのは非常に困難だ」
マシは、インシデント発生場所がグラベルとターマックでは対処が異なる可能性があるのかという問いに対し、「そうかもしれない」と答えた。グラベルに飛び出した方がタイムのロスが大きく、タイヤを傷めるなどマイナス面は大きい。
「グラベルがそこにあることの影響はある。物事を論理的に考えれば、それぞれの出来事は功罪やサーキット特性に基づいて判断する必要がある」
こういった発言に関して、次戦イギリスGPでのドライバーズブリーフィングにおいて、マシはドライバーたちからさらに詳しい説明を求められることになるだろう。
(Grandprix.com)
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1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

