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F1第9戦木曜会見:ルクレールとの接触は「想像以上に傷つくものだった」とガスリー。レース後には話し合いも
2021年7月2日
1週間前に同じレッドブルリンクで開催されたF1第8戦シュタイアーマルクGPでは、スタート直後にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)が接触事故を起こし、ガスリーはリタイアを余儀なくされた。レース直後のルクレールは「ピエールが左に寄ってきた」と憤慨し、ガスリーは「シャルルにぶつけられた」と主張。ふたりの見方は、まったく相反するものだった。
木曜会見に出席したガスリーは、その事故について真っ先に訊かれた。「その質問だけはしてほしくなかったよ」と、ガスリーは苦笑いするしかない。
「今週末は、もうちょっとうまくいくことを願っている。とにかく先週は悲しかった。う〜ん、この話はもうやめようよ」
よほどのトラウマになっているようだ。それでも司会者は「いや、もう少し聞かせてください」と、追求の手を緩めない。「あなたとシャルルは、私生活では非常に仲がいいですよね。その意味であの接触事故は、一種の友情試験だったのでは?」
かなりキツい質問である。事故によってふたりの友情にヒビが入ったのではないかと訊いてきたわけだ。ガスリーは少し真面目な顔つきになって、こう続けた。
「いつかはそういうことが起きると思っていた。そして今回の事故は、想像以上に傷つくものだった。レースでの上位入賞のチャンスも、一気にフイになってしまったからね。相手がシャルルでなくても、すごく悲しい事故だった。でもこれもレースの一部だということもわかっている。前に進んで行くしかない」
あのあとふたりで話したのだろうか?
「もちろん。レース後にシャルルが会いにきてね。その時点での僕はまだ、全然あの事故に納得がいっていなかった。でもシャルルのレースの仕方は昔からよく知っているし、本来はすごくフェアな戦い方をするやつだ。わざとあんなことをするなんてことは、絶対にない。F1に来てからだけでも、もう4年目になるわけで、その間シャルルと何度もバトルしてきたしね。今回はたまたまリタイアしてしまった。それだけのことだし、二度とこういうことが起きないようにしたいね」
ではもしあの事故がなかったら、どこまでいけていたのだろう?
「初日から絶好調だったし、ユウキのレースペースもすごくよかった。クルマのポテンシャルが高かったことは確かだね。フェラーリがあそこまで速かったのは予想外だったし、おそらく彼らには追いつけなかっただろう。でも8位入賞は十分可能だった」
ガスリーと同席したニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)は、会見の前々日6月29日が26歳の誕生日だった。「どんなお祝いを?」と訊くと、「ガールフレンドがサプライズで、わざわざカナダからイギリスまで駆けつけてくれた」そうだ。
そこで現地オーストリアの小学生ファンから、「F1ドライバーになってから一番高かった買い物は?」という質問が飛んだ。
「ミラノに去年買ったマンションだね」と、ガスリー。ひょっとして初優勝を記念して購入したのだろうか。一方のラティフィは、「普通は車だろうけど、僕はF1に来てから自家用車を持っていないんだよね。僕もマンションかな。それとデザイナーにデザインしてもらった服かな」と、答えた。F1ドライバーはチームからクルマを支給してもらうことが多く、コレクションの趣味でもない限り、自家用車を持っていないドライバーは少なくない。
ラティフィの誕生日が6月29日なら、ダニエル・リカルド(マクラーレン)は7月1日に32歳になった。
事前収録ビデオで子供用トラクターに乗って登場した少女シシイが、「ダニエル、誕生日おめでとう」と祝福。続いて、「今までで最もクールなバースデイプレゼントは?」と質問した。
リカルドはまず「どうもありがとう。僕もトラクターが大好きだ」と応じた後、「僕のF1デビュー戦は、誕生日のすぐ後だった(注:2011年イギリスGPにヒスパニアレーシングから)。そのニュースをシルバーストンで知らされた。それが今までで一番のサプライズプレゼントかな」と答えた。
そしてその後、「誕生日プレゼントじゃないけど、ファンからものすごくユニークなプレゼントをもらったことがある」と、いたずらっぽい笑顔で続けた。
「鼻毛切りを贈られたんだ。確か日本のファンからだったと思う。どうして彼らが鼻毛切りを選んだのか、いったい僕に何を伝えたかったんだろうね」と言って、大笑いしたのだった。意図不明ながらも、リカルドにとってものすごくインパクトのあるプレゼントだったのは間違いない。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

