アストンマーティンF1、レッドブルから空力エンジニアをさらに引き抜き。技術部門の強化を進める
2021年7月2日
アストンマーティンF1チームは、アンドリュー・アレッシをヘッド・オブ・テクニカルオペレーションズとして採用したことを発表した。アレッシは長年レッドブル・レーシングの空力部門に所属していた人物。
アレッシは、2021年7月1日から、空力部門の設計、プランニング、製造、運営の指揮および管理にあたる。
アストンマーティンは技術部門の強化を進めており、いくつかの上級職に他チームから人材を採用している。
CEO兼チーム代表のオットマー・サフナウアーは、最近の体制変更について、次のように説明した。
「2週間前、ルカ・フルバットを新エンジニアリングディレクターとして迎えることを発表した。彼が仕事に取りかかるのは後日からになる。先週には、ダン・ファローズが新たにテクニカルディレクターとして加入することも公表された」
「本日(7月1日)、我々の技術・エンジニア部門の上級職の素晴らしいリストに、アンドリュー・アレッシがヘッド・オブ・テクニカルオペレーションズとして加わった」
「ルカ、ダン、アンドリューといった経験ある専門家の加入は、我々が技術・エンジニアリング部門の強化を徹底的に進めていることの表れである。これはより強力なパンチを放つために必要なことだ」
新テクニカルディレクターに就任することになったファローズは、2006年に空力部門のリーダーとしてレッドブルに加入、2014年にはヘッド・オブ・エアロダイナミクスに昇進、15年にわたりチームに貢献した人物。アストンマーティンの一連の体制変更のなかで、テクニカルディレクターを務めてきたアンドリュー・グリーンはチーフテクニカルオフィサーに昇格している。
(autosport web)
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