F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェルスタッペンが今季3勝目「一度失った首位を戦略で奪還。あれほどうまくいくとは思わなかった」/F1第7戦

2021年6月21日

 2021年F1フランスGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは今季3勝目を獲得した。


 フェルスタッペンはポールポジションからスタート、ターン2でミスをしてコースからはみ出し、2番手に下がった。しかしピットストップを利用して首位を取り戻した後、上位勢で唯一の2回ストップ戦略(ミディアム、ハード、ミディアム)を選択、残り2周の時点でルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて優勝を手にした。


 フェルスタッペンはファステストラップ(35周目/1分36秒404)も記録。合計26点を獲得し、ドライバーズ選手権でのリードを維持、2位のハミルトンとの差を12点に広げた。

2021年F1第7戦フランスGP マックス・フェルスタッペン優勝とセルジオ・ペレス3位を祝うレッドブル・ホンダ
2021年F1第7戦フランスGP マックス・フェルスタッペン優勝とセルジオ・ペレス3位を祝うレッドブル・ホンダ

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
 今日のレースで優勝できたのは、チームの努力の賜物だ。サーキットで働くチームスタッフ、ミルトン・キーンズのレッドブルのファクトリー、そしてホンダのファクトリーで勤務するスタッフ全員が懸命に作業をしたからこそ、このタイプのトラックでダブル表彰台を獲得することができた。


 もちろん、スタート後、すぐに後続を引き離して独走できればよかったが、F1の世界ではなかなかそうはいかないものだ。そういうわけで、今日はとても苦労して優勝を目指すことになった。


(レッドブルとメルセデスの)2チームはほとんど差がないから、戦略を使って残り2周でトップに立ち、勝利をつかむことができて、とても報われた思いだ。


 楽なレースではなかった。ターン1で態勢を崩してリヤを失い、コースオフしてしまい、ルイスの後ろに落ちた。もちろんその時は動揺したが、レースは長いので集中しなければならないということは分かっていた。


 ファーストスティントではルイスと戦うだけのペースはなかった。そのために、リスクを取って先にピットインした。正直言ってアンダーカットがこれほどうまくいって、彼の前に出ることができるとは思っていなかった。彼らは必死にプッシュして僕を抜こうとしたけれど、幸い僕はポジションを守ることができた。あの時、ミスが絶対に許されないことは分かっていた。


 2回ストップで走ることに決め、それがうまくいった。レース終盤、風が少し弱まって、路面にラバーが乗ってきて、そのコンディションに僕たちのマシンは合っていたんだ。チームは2台に関して正しい判断を下し、そのおかげでチェコ(ペレス)と一緒に表彰台に乗ることができた。数日間、この結果を喜んでから、次のオーストリアに向かい、また戦いを始めよう。

2021年F1第7戦フランスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)をオーバーテイク
2021年F1第7戦フランスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)をオーバーテイク

(会見でアンダーカットについて語り)アンダーカットがあれほどうまくいくとは思っていなかった。でも、コースに復帰すると、その時履いていたタイヤのグリップがとてもいいことに気付いた。アウトラップはうまくいった。


 ルイスのピットストップがどれぐらいの時間かかったのかは知らないけれど、彼をアンダーカットできるとは、僕たちを含め誰も予想していなかったと思う。


(2ストップ戦略について語り)どういう結果になるかは分からないので、「うまくいくかどうか見てみよう」という感じだった。でもルイスに近づいていくと、彼のタイヤがすっかり摩耗していて、ほとんど残っていないことが分かった。だからDRSを使い、自分たちの選んだウイングレベルとトップスピードも効果を発揮し、本当に簡単にパスすることができた。もちろんタイヤが新しかったこともあるけどね。かなりタイトだったが、うまくいった。



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号