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F1技術解説モナコGP(2)レッドブルの鋸刃型ディフューザー、矢継ぎ早にアップデートを投入するアルピーヌ
2021年6月3日
2021年F1第5戦モナコGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った変更等について解説する。第2回では、レッドブルが導入した新ディフューザー、アルピーヌのバージボードを取り上げる。
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モナコGPで、レッドブルはRB16Bのディフューザーにも変更を施していた(黄色矢印参照)。2枚目と3枚目のフィンにノコギリの刃のような形状を加えたのだ。このひとつひとつのギザギザが小さな渦を発生し、気流が剥離するのを防ぐ。その結果ダウンフォースが増大するわけだが、同時にドラッグが増えるマイナス面もある。しかし低速市街地コースのモナコでは大きなハンデキャップにならないと、レッドブルは判断したのだろう。
ちなみにメルセデスは2年前のモンツァで、鋸の刃状のリヤウイングを導入している。
■出だしで躓いたアルピーヌが矢継ぎ早の空力アップデート
アルピーヌが昨シーズン終盤の勢いを持続できなかった大きな原因のひとつが、開発段階での風洞データに問題が出ていたことだった。その問題がようやく究明されて以降、チームは矢継ぎ早に空力アップデートを投入している。
第2戦エミリア・ロマーニャでフロントウイングとケープ、第3戦ポルトガルでディフューザー、第4戦スペインでさらに改良版ディフューザーという具合だ。そして今回のモナコでは、バージボードに改良が加えられた。
具体的にはまずバージボード先端上方に、ウイングレットが追加された(黄色矢印およびワイプ写真参照)。マクラーレンが昨シーズン以来採用したものと、同じコンセプトである。一方でフロア側の2枚のデフレクターは取り外された(赤矢印参照)。
ちなみにF1マシンのバージボードには、1)整流効果、2)ボーテックス渦流の発生、3)ダウンフォースの増大の、主に3つの役割がある。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |