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事実上オーバーテイク0回のモナコGP。F1はモンテカルロ市街地コースのレイアウト変更を検討
2021年5月27日
2021年F1第5戦モナコGPでは、事実上オーバーテイクはなかった。それは目新しいことではない。なぜなら全長3.337kmで19カ所のコーナーを備えるモンテカルロ市街地コースは、オーバーテイクが難しいことで有名なのだ。
メルセデスのルイス・ハミルトンはそのことについて、レース前に不満を漏らしていた。
「レースでオーバーテイクをできるチャンスはほぼゼロだ」
「ずっとそうだ。僕の意見では、変える必要がある。何年も同じフォーマットなんだ。レースをするのに最高の会場だし、最も美しい場所だが、ファンにとっては決してエキサイティングな場所ではないことはすでに分かっている」
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1はさらにオーバーテイクを増やすためにコースの再設計を検討していると述べた。
「モナコについて我々はひととおり目を通したが、はっきりとしたことは出なかった。だが我々は取り組みを続ける」とブラウンは語ったと『Daily Mail』は報じている。
「多くの歴史と壮大な雰囲気を持つ素晴らしいイベントであるし、誰もが優勝したいと思っているレースだ。だが我々はみな、コースに制限があることを知っている」
「人々は、なぜタイヤ戦略を変えないのかといったようなことをしばしば口にするが、チームは適応しているのだ。数年前にシンガポールで目にしたが、タイヤがかなり柔らかいためにドライバーが非常に遅く走り、集団の差が縮まって誰もピットに入れなかった。チームはその状況を打開するための戦略を見つけている」
それでは、解決策はどうなるのだろうか。
「そうした策略を避ける必要がある。一部のレースシリーズでは迂回してオーバーテイクエリアを通過しなければならないようになっている」
「そのようなことをするべきとは思わないが、我々は確実にコースを検討していく。変更を試みるのはこれが初めてのことではないが、これまで誰も成功していないのだ。だが今では我々にはツールがある。たとえばシミュレーションツールだ。我々のスタッフは、何かできることがあるかどうか、確実に検討することができる」
だがモナコ自動車クラブはなんらかの変更を施すことに同意するだろうか? 結局のところ、毎年のレースは商業的には成功しているのだ。
ハミルトンは日曜日、モナコGP優勝者のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の後方の7位でレースを終えたが、レース前の発言を繰り返した。
「レースが終わったときは嬉しかったよ。これまでで一番長いレースだったからね!」とハミルトンは語った。
「なぜこの順位に僕たちがいるのか説明できない。このことについて理解するよう努める必要がある。僕はピエール(・ガスリー)の後ろで足止めされていた。第2スティントでさえ、僕は後方にいた。ここではオーバーテイクができない。理由もなく彼の後ろにい続けるのは無意味なものだったよ。だから差を残したんだ」
「僕は何度も言ってきたけれど、どの順位だろうが関係なく、このコースはレースをしていて楽しくない。なぜならオーバーテイクはないし、追いかけることができないからだ」
「優勝するのは素晴らしいことだが、首位ではるか前方を走っているときでも退屈なものだ。マックスにとってはかなりリラックスした午後だったと僕は確信しているよ」
(Grandprix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

