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F1 Topic:バルセロナのターン10は緩やかなカーブに改修。コーナー立ち上がりでの勝負チャンスが増加か
2021年5月8日
第4戦スペインGPが開催されているバルセロナ-カタロニア・サーキットのレイアウトが一部変更になった。変更されたのは、ターン10とターン11で、これは、F1を統括するFIAとMotoGPを統括するFIMが連携し、安全性を向上させるために実施された。
バックストレートエンドにあるターン10は、サーキット建設当初はR(半径)が比較的大きいカーブだった。これが2004年に改修され、Rが小さくなったヘアピン状に変更された。これにより、全長は4.727kmから4.655kmに変更となっていた。
今年、再びRを比較的大きくとったカーブに変更されたが、2003年以前に使用していた形状と似ているものの、若干異なる新しいレイアウトととなっている。そのため、全長はかつての4.727kmではなく、4.675kmとなっている。
今回の変更は、主に2輪のレースで事故が多発していることを受けて、安全性を向上させるために行われたものだが、同時にオーバーテイクの機会も増やすことも目的としている。
オーバーテイクを増やしたいのであれば、以前のようにヘアピン状にしておいたほうがブレーキング勝負ができるように思うが、あるレース関係者によれば、「かつてのレイアウトだとブレーキング勝負するには直前のストレート区間が短く、コーナー立ち上がりのコース幅が狭いため、あまり無理にインに飛び込むこともできず、かつブレーキングでインをブロックされるとクロスラインも取れず、オーバーテイクできなかった」という。それがコーナーのRを大きくしたことで「コーナー立ち上がりのラインが複数取れるため、ブレーキングで多少無理して飛び込むこともできるようになるし、相手がインを抑えたら、アウトからクロスラインを取って、立ち上がりで抜くことも可能になると思う」という。
5月6日に、サーキットウォーク(ドライバーがエンジニアとともに歩いてコースを1周する作業)をした角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)はこうコメントしている。
「オーバーテイクはどうなんですかね。たぶん、あんまり変わらないと思います。でも少しは機会が増えるのかな。どちらかというと進入というよりコーナーの立ち上がりが広くなったので、そこで抜けるかも。(これまでターン10の立ち上がりは)微妙なアクセルワークだったのが、完全に踏みにくいような曲がり方なので、立ち上がり勝負っていうのもあると思う。また、(コーナーの立ち上がりがきつくなくなったので)進入でズバッと抜くこともあるので、機会は少し増えるかなと思います。でも、やってみないとわからないですけど」
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

