最新記事
- F1、ポルトガルGPのカレンダー復帰を発表。2...
- 後半戦に固まりがちな若手起用。平川のスムー...
- ルイ・ヴィトンがF1モナコGPのタイトルスポン...
- 2025年は「だいぶF1という世界に慣れた」1年...
- ホンダのF1初優勝60周年を記念した特別仕様の...
- 失格、戦略ミスを経て、最終戦決着へ。極限の...
- 2026年F1参戦のアウディ、正式チーム名とロゴ...
- マルコの後任候補として名前の挙がるベッテル...
- 2026年のF2に参戦するマリ・ボヤのアストンマ...
- 7度のF1王者シューマッハーの元マネージャー...
- 恒例の日本レース写真家協会報道写真展『COMP...
- 大きく外したレースのなかった2025年。最終戦...
レッドブル・ホンダ密着:ライバル勢を圧倒しポール獲得のフェルスタッペン。Q2落ちのペレスは焦らず
2021年3月28日
圧巻の予選だった。
ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)につけたタイム差は、0.388秒。2020年最終戦アブダビGPでポールポジションを獲得した際のフェルスタッペンと2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)とのタイム差が0.025秒だったから、今回は完勝といっていいだろう。
「アブダビでの勝利の後、チームは全員が士気高く、本当にハードに取り組んでくれた。現場とファクトリーのみんなが最高の仕事をして、僕にこのマシンをもたらしてくれた。チームだけでなく、ホンダもこれまでと同様にこのオフシーズンも懸命に働いてくれた。彼らはいつも全力を尽くし、僕らと同様に勝利を望んでいる集団だ。彼らの仕事ぶりは素晴らしく、今日の結果はホンダの功績によるところが大きい」(フェルスタッペン)
開幕戦のポールポジションはレッドブルにとっては2013年以来だが、ホンダにとっては1991年のアメリカGPのアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)以来となる。その年、ホンダはマクラーレンと組んでシーズンを制覇。それがホンダにとって、最後のコンストラクターズ選手権でのタイトルだった。
そのアメリカGPでホンダのスタッフとして現場で仕事をしていた田辺豊治F1テクニカルディレクターは、開幕戦でポールポジションを獲得する意味を次のように語った。
「プレシーズンテストでぼんやりではありますが、だいたい勢力図は見えていましたが、実際に蓋を開けてポールポジションを獲得したことで、昨年の開幕時よりはいいポジションにいると感じています。ポジティブなシーズンスタートを迎えられるという意味で、初戦のポールポジション獲得というのは気持ち的にいいですし、ホンダのF1ラストシーズンの幕開けとしても、非常に励みになる予選結果だったと思います」

レッドブル・ホンダでの初めて予選となったセルジオ・ペレスは、予選Q2をミディアムタイヤで突破しようしたが、うまくタイヤを機能させることができず11番手に終わった。しかし、不本意な結果にも焦りはない。
「ポールポジションを獲得したマックス(・フェルスタッペン)とチームにはおめでとうと言いたい。シーズンのスタートとしては完璧な結果だ。僕の予選11番手という結果は予想外だったけれど、確実に進歩している部分はある。まだ十分ではないけれども、今日もフリー走行3回目から予選までに前進することができた。Q2でのミディアムでのアタックは、ターン13でふくらんでしまい0.2秒ほど失った」(ペレス)
もし、ターン13でのミスがなければ、フェルスタッペンと近いタイムでQ2を突破できていた。ペレスにとってバーレーンは表彰台にも上がり、昨年はレイアウトが異なる第16戦サクヒールGPで優勝したこともある相性のいい国。タイヤに厳しいレースになれば、ペレスにとっては大きく挽回するチャンスとなるかもしれない。


(Masahiro Owari)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


