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「最終年はレッドブルと一体となって集大成の年にしていく」チーム名に込められた決意/ホンダF1山本MDインタビュー
2021年3月28日
すでにプレシーズンテストでは、リヤウイングの前面と背面に大きく『HONDA』のロゴがついていた。開幕戦では今シーズン、レッドブルがFIAに申請しているチーム名が昨年までの『アストンマーティン・レッドブル・レーシング』から、『レッドブル・レーシング・ホンダ』に変更し、2021年にシーズンに臨むことが発表された。その経緯とその名前に込められた思いを、ホンダの山本雅史マネージングディレクターに語ってもらった。
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──リヤウイングの『HONDA』ロゴに続いて、チーム名も『レッドブル・レーシング・ホンダ』になりました。
山本雅史マネージングディレクター(以下、山本MD):昨年の開幕あたりには、レッドブルのタイトルスポンサーを務めていたアストンマーティンが2020年限りで離れることが発表されていて、レッドブルは新しいタイトルスポンサーを探していたと思うのですが、夏頃にレッドブルのクリスチャン(・ホーナー/チーム代表)に「新しくタイトルスポンサーがついたとしても、その内容によっては、アルファタウリがチーム名を『アルファタウリ・ホンダ』としているように、レッドブルのチーム名も『レッドブル・ホンダ』としてくれると、ホンダとしては最終年を戦ううえですごくハッピーだ」ということを切り出していたんです。
そうしたら10月ごろに、クリスチャンから『なかなかスポンサーの方も厳しいし、我々もホンダの最終年を、ホンダとより団結してタイトル争いできるよう盛り上げていきたいので、アルファタウリと同じようにチーム名を変えることにした』と言ってくれました。
──レッドブル・ホンダではなく、レッドブル・レーシング・ホンダとなったのは?
山本MD:ホンダとレッドブルの双方で、いろいろな意見がありました。ただ、(レッドブル・レーシングとして)長年戦ってきたコンストラクターに敬意を表したほうが良いと判断し、レッドブル・レーシング・ホンダに落ち着きました。
──これでアルファタウリだけでなく、レッドブルが優勝したときには表彰式の際に『レッドブル・レーシング・ホンダ』とアナウンスされるわけですね。
山本MD:そうです。2019年第9戦オーストリアGPでレッドブルと組んで復帰後初優勝したときには、表彰式で『アストンマーティン・レッドブル・レーシング』というアナウンスを表彰台の下で聞いていて、「?」という感情となったことは確かです。それは私だけでなく、ホンダのエンジニアたちも同じだったと思います。レッドブルが勝った時に『レッドブル・レーシング・ホンダ』と呼ばれるのか、『レッドブル・レーシング』だけで終わってしまうのかでは、意味が違うし、モチベーションも変わってきます。
──レッドブル・レーシング・ホンダになって、技術面だけでなく、マーケティング面でもホンダとレッドブルの一体感が強固になっている様子がオフシーズンからさまざまなプロモーションを活動を通して、伝わっています(※1)。
山本MD:技術的にはホンダもレッドブルとすでに密接な関係を築いてレース活動をしていますが、昨年までは(自動車メーカーの)アストンマーティンがタイトルスポンサーとなっていた関係もあり、マーケティング面ではホンダはなかなかレッドブルと密にF1活動をやっていくことができていなかった。しかし、現場ではここにいる広報の鈴木(悠介)をはじめ、技術面以外の多くのホンダのスタッフたちがレッドブルと良好な関係を築いた結果だと思います。最終年は技術面だけでなく、マーケティング面、広報面でもレッドブルと一体となって集大成となる一年にしていくことができると思っています。
──その最終年のレッドブル・レーシング・ホンダとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの勇姿を日本の鈴鹿のファンの前に披露したいですね。
山本MD:コロナ禍で観客動員などがどうなるのかはわかりませんが、ファンのみなさんのためにひとりでも多くのお客さんを入れたいと考えています。その実現に向けて、モビリティランドとホンダがこちらでも一致団結して、ファンのみなさんの期待に応えられるよう最大限の努力をします。
(※1)レッドブルやホンダF1の公式YouTubeチャンネル参照
■Red Bull Racing Honda(動画はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=xuYxQjE3PmM)
■Honda Racing F1(動画はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=_4DEheB_AuM)
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

