最新記事
- デビューシーズンに向けたキャデラックの取り...
- 2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を...
- キャデラックF1のリザーブドライバーは未定。...
- MOTULが50年ぶりにF1参戦へ。2026年からマク...
- 角田裕毅とローソンの接触に対する私見。フェ...
- サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、F1とWEC...
- 【角田裕毅を海外F1解説者が斬る】レッドブル...
- 契約延長を目指すモンツァ、アップグレード作...
- 「これが最後のチャンス」夢のF1参戦を目指す...
- クルーの懸命な作業に報いるハジャーの表彰台...
- F1アブダビテストで、現行車と2026年タイヤ装...
- アントネッリ、母国で9位入賞もスタートでの...
ベッテルは土曜スプリントレース案に反対「F1改善のためには、その場しのぎでなく根本的な問題解決を」
2021年3月9日
アストンマーティンF1チームのセバスチャン・ベッテルは、土曜日の午後にスプリントレースを行うというF1の計画の背後にある考えが理解できないと述べ、このアイデアは単なる“つぎ当て”であり、“意味をなさない”と主張している。
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、土曜予選を100kmのショートレースに置き換え、それによって決勝グリッド順を決めるというアイデアを発案した。
このコンセプトは、今シーズンの3戦で実施される可能性がある。F1チームは概ねこれを支持しているものの、詳細な情報を得たうえで、最終決定のための正式投票に臨みたいとの考えだ。
メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、チームはこのアイデアを前向きに受け入れ、少なくとも試してみるべきだと考えている。しかしベッテルの考えは異なり、スプリントレースのコンセプトは「本当の問題から意識をそらすための方便に過ぎない」と主張した。
「その背後にある考えが分からない。僕は気に入らないな」と4度の世界チャンピオンであるベッテルは、アストンマーティンのチーム発表会において語った。
「なぜ決勝の前にプレファイナル戦をやるというのだ? それには何の意味があるんだろう? 僕には理解できない」
「もちろん土曜日にレースがあるのなら僕は参戦しなければならない。なぜなら日曜日のレースに参戦したいからだ。でも僕の考えでは、これは無意味だ」
「グランプリは300kmを走るものとして行われてきた。それが週末のメインとなる挑戦なんだ」
「ひとつレースを増やすとか、(予選で)Q4やQ5をやるとか、そういうフォーマット変更を導入しなければならないというのなら、他に修正すべきことがあるはずだ」
「本当の問題から焦点をずらしたり、外したりするものだ。根本的に問題点を修正する行動というよりは、つぎ当てのようなものだ」
ベッテルのチームメイトであるランス・ストロールは、この案に前向きなようだが、それでもF1には対処すべき“根本的な問題”があるという点に同意した。
「F1には対処すべき、もっと大きな根本的な問題があると思う」とストロールは語った。
「このアイデアは素晴らしいものになる可能性がある。僕は反対していないし、ばかげたものではないと思う。ただ、よくあることだけれど、レギュレーションやフォーマットが変わるときには、実際に試してF1にどのような影響が出るか見るまでは、常に疑問がつきまとう」
「僕にとって重要なのは、グリッド上の競争が促進され、チームが拮抗することだ。空力的にもタイヤ的にも、もっと接近した戦いができるようになり、ホイール・トゥ・ホイールで、より激しくバトルができるようなチャンスが与えられることを望んでいる」
「他のマシンの後ろにつくことで空力負荷を失うと、それは不可能だ。それに、タイヤが温度に対してひどく敏感なので、作動領域の温度から外れるとグリップを失ってしまう」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

