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ハンドサイクル事故以来、療養が続くアレックス・ザナルディ。妻が「回復への道のりはとても長い」と語る

2021年1月18日

 元F1ドライバーで2度のCARTチャンピオン、そしてパラリンピック金メダリストであるアレックス・ザナルディの状態は、彼の妻のダニエラによると、依然として深刻だという。一部のテレビ局が『ザナルディはすでに家族と話ができるようになった』と報じた数日後、F3でマネージャーを務めたことがあるダニエラは、2020年6月にハンドサイクルのレース中に事故に遭ったアレックスの状態にまつわる憶測を止めるために、イタリアのメディアに口を開かなければならなかった。


 日刊紙『la Stampa』のインタビューでダニエラ・マンニは、まず次のように語った。


「私は今も良いニュースを願っている多くの人々からの電話を受けています。このようなアレックスへの厚意は私たちにとってとても嬉しいことだと言わずにはいられません」


「でも私が6月19日の事故以来起きたすべてのことを話し始めたら、止めることはできないでしょう。とにかく、今はまだ多くを語るべき時ではないのです。記者たちに、家の外で私を待ち伏せてほしくありません。なぜなら私は全員に状況を説明することはできないからです。私はアレックスの日々の回復を助けることに集中しなければなりません。願わくば、3カ月以内には起きたことのすべてを詳細に話すことができるでしょう」


 またザナルディの現在の状況について、ダニエラは回復への道のりはとても長いと手短かに語った。


「アレックスはいくつかできることがありますが、いつもできるわけではありません。彼が新しいことをいくつかできたことがありました。良い兆候が見られましたが、数歩後退することもあるのです。彼の回復への道はとても長いものです。乗り越えるのが非常に難しい状況であると言わざるを得ません。私が終わりのないインタビューに応じるよりも、やらなければならないことに集中したいのはそれが理由なのです」


 ザナルディの状態は、家の近くの病院に移れるまでに安定した。移送されたパドバ病院の神経科部門の情報筋によると、ザナルディは数日前に別の手術を受けたという。頭蓋内にプローブを設置して圧力を下げ、脳内の体液の流れを改善するものだ。


 彼がすでに家族と話ができると断言した記事を確認すると、同じ情報筋は彼はいくつか音を立てることができ、その方法で家族とコミュニケーションが取れることは明らかだと説明した。しかし彼が普通に話ができないことは間違いないという。呼吸を確保するために、事故直後に気管切開を受けたことを鑑みると、彼の声帯の状態はより詳細な検査が必要なはずだ。彼がふたたび正確に話すことができるようにするためにどのような手段を講じるか判断が下されるだろうが、それは彼の状態が改善してから可能になることだろう。

2019年パラサイクリング・ワールドカップでのアレックス・ザナルディ
2019年パラサイクリング・ワールドカップでのアレックス・ザナルディ



(Grandprix.com)


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