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F1ボス「ペレスの後任は責任重大」とベッテルに警告

2020年12月11日

 F1のモータースポーツ担当ディレクターを務めるロス・ブラウンは、2021年にセルジオ・ペレスに代わってレーシングポイント/アストンマーティンに加入するセバスチャン・ベッテルには「大きな責任が課せられる」と考えている。


 ペレスは2020年第16戦サクヒールGPで最後尾から見事な追い上げを見せ、F1初優勝を飾った。能力が高く評価されるペレスだが、2020年末でレーシングポイントのシートを失うことが決定、移籍先も決まっていない。


 最近のペレスの強力なパフォーマンスと、ベッテルの今シーズンの不振を鑑みて、ペレスがレーシングポイントで示した高い基準を満たすのはベッテルにとって簡単なことではないと、ブラウンは示唆した。


「チェコ(ペレス)はこの勝利に値する走りをした」とブラウンはサクヒールGP後のF1コラムに記している。


「レーシングポイントはレベルを修正し、素晴らしい結果を出した。すべては彼らの功績だ」


「彼らはいるべき場所にいた。そしてチェコが見事な走りをしたのだ。誰もが彼の走りを来年も見たいと思っている。彼がシートを得られないのだとしたら、それは悲劇だ」

2020年F1第16戦サクヒールGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が優勝
2020年F1第16戦サクヒールGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が優勝

 レーシングポイントがペレスを放出する決断をしたことについて後悔していてもおかしくはないと、ブラウンは考えている。


「チームは自分たちが下した決断について考えているに違いない。素晴らしいドライビングをしている彼を失おうとしているのだ」とブラウン。


「彼の後任となるセバスチャン・ベッテルは、現在は少々厳しい状況にあるが、来年は強さを取り戻すだろう。しかしチェコは実力が保証されているドライバーだ」


「状況がどのように展開するか興味深い。ある意味で、セブは重責を担うことになる。たとえ彼が世界チャンピオンであってもだ」


 ペレスが2021年にF1に残れるかどうかはレッドブルの決断にかかっている。レッドブルはアレクサンダー・アルボンを残留させるか、ペレスを含む他のドライバーから選ぶのかを検討中であり、最終戦アブダビGP後に決断を下すものとみられる。


 アルボンはチームメイトのマックス・フェルスタッペンほどの成績を出せず、パフォーマンスにも波がある。一方で、ペレスは経験豊富で能力も高く評価されている。モータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコがどのような決断を下すのかに注目される。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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