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【SNS特集】F1エミリア・ロマーニャGP:セナに捧ぐ、トロフィーのダイヤモンド。4位の快挙をチームと喜び合うクビアト

2020年11月7日

 コロナ禍の変則開催により2020年にはイタリアで3回のグランプリが実施された。その3戦目エミリア・ロマーニャGPの舞台は、かつてサンマリノGPの名称でF1が開催されていたイモラ、アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリだ。オールドファンにとってはいろいろな思い出が交錯するサーキットでの一戦。ドライバーや関係者のSNSでグランプリの週末を振り返る。


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イモラ・サーキットのコースレイアウトをかたどったエミリア・ロマーニャGPのトロフィー。「アイルトンに捧ぐ」とセナの事故現場のタンブレロの位置には、0.14カラットのダイヤモンドがあしらわれていた。


70年のF1の歴史の中でも際立った強さでメルセデスF1がコンストラクターズ7連覇の偉業を達成。この勢いはまだまだ続きそうだ。

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T E A M ? #HIS7ORY

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トト・ウォルフ代表の赤いキャップ。共にこのチームの礎を築いた故ニキ・ラウダ氏への思いが凝縮されている。

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Toto looks like a proud dad in all these photos ? #HIS7ORY

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コンストラクターズタイトル獲得回数では、7年連続7回目でロータスと並ぶ4位タイとなったメルセデスF1。フェラーリF1の16回に到達するには、まだしばらく時間がかかりそうだが、かつて名門と呼ばれた古豪チーム、ロン・デニスのいないマクラーレンF1やフランク・ウイリアムズの去ったウイリアムズF1は、すでに射程距離に捕らえた。


メルセデスF1のコンストラクターズ7連覇は、1999年から2004年まで6連覇を達成したフェラーリF1の記録を破り、新記録樹立となった。


■「あと4回の出勤」を寂しがるグロージャン


「このオフィスに出勤するのは残りあと4回。勝てないし、快適じゃないけど、寂しいなぁ」と今季限りでのハースF1離脱が決まっているロマン・グロージャン。来季のF1シート確保は難しそうだが、予想されていたWECだけではなく、インディカーなども視野に入れリクルート活動を行っているようだ。

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4 to go in this office… Doesn't win, not comfy but I'll miss it!

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4位入賞も、それが直接来季のシート確保の助けにはならないと言われてしまったアルファタウリF1のダニール・クビアト。F1の世界で生き抜いていくのは本当に大変だ。


F1デビュー34レース目でようやく初入賞が見えかけていたウイリアムズF1のジョージ・ラッセル。セーフティカーラン中のまさかのミスでクラッシュし、リタイヤを喫してしまった。コースサイドで立ち上がれなくなるほどの深い落胆ぶりに、グロージャンやルイス・ハミルトンが励ましの言葉を贈った。

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@georgerussell63 ? #SkyF1 #F1 #Formula1 #ImolaGP #F12020

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レッドブル・ホンダにとっては厳しい週末となってしまったエミリア・ロマーニャGP。マックス・フェルスタッペンは今シーズン3度行われたモンツァ、ムジェロ、イモラでのイタリア国内のグランプリですべてリタイアとなった。


アルファロメオF1チームから来季の契約延長が発表されたキミ・ライコネン。予選18番手から9位入賞を果たし、ドライバー・オブ・ザ・デイに輝いた。ライコネンが意識していないというF1最多出走記録は、来季参戦によりさらに伸びることが確定。カムバックするフェルナンド・アロンソに抜き返される心配は当面なくなった。


ライコネンとともに来季のアルファロメオF1続投のアナウンスがあったアントニオ・ジョビナッツィ。レトロな雰囲気のセンスのいいスペシャルヘルメットで母国イタリアのレースに挑んだ。最後尾スタートからの10位入賞は、チームスタッフへ最高のプレゼントとなった。


■ガスリー、ボスの居ぬ間にオフィスで疾走


ボスがいない合間にファエンツァのオフィスをキックボードで疾走するピエール・ガスリー。さりげなく廊下の壁面に飾ってある巨大なパネルは、アルファタウリF1初優勝のイタリアGP表彰台の写真だ。


コロナの感染拡大により政府の要請で急遽、無観客となってしまったエミリア・ロマーニャGP。サーキットの名称にフェラーリの名前が入っている地元グランプリでティフォシの声援を受けられないのは、フェラーリドライバーのふたりにとっても残念だったに違いない。


レーシングポイントF1のランス・ストロールは10月29日に22歳の誕生日を迎えた。すでに4シーズン目のF1キャリアで、チームがアストンマーティンF1に生まれ変わる来季以降もシートは安泰。


今季2回目の表彰台で、ハミルトンにもシューイを求められたルノーF1のダニエル・リカルド。いつもの陽気さがさらに加速する。


11月4日、イモラでアルファタウリのカラーリングが施された2018年型トロロッソSTR13・ホンダに乗り、初めてのF1ドライブに挑んだ角田裕毅。


小林可夢偉以来、久々となる日本人のF1レギュラードライバー誕生はもう目前に迫っている。



(autosport web)


レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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