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【気になる一言】グリッド位置がライン上でないことを問われたボッタス「明日にならなければ、わからない」

2020年11月1日

 2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPで、アイフェルGP以来、今シーズン4回目のポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、チームメイトのルイス・ハミルトンに比べれば、予選後に行われたFIAの会見では終始穏やかだった。


 そんなボッタスだが、最後の質問で少し表情をこわばらせた。その質問とは、「イモラのポールポジション位置は少しだけレコードラインからズレているように見えますが、不利になるとは思っていませんか?」というものだった。


 確かにイモラ・サーキットのホームストレートは、F1が最後に開催された2006年の後にピットビルディングが改修され、それにともないスターティンググリッドも最終コーナー寄りに下げられた。


 そのため、ホームストレートは右に緩やかにステアリングを切りながら通過し、グリッド後方はアウト(ピット寄り)側がレコードラインになるが、その後少しずつレコードラインは中央側へ寄っていき、3番グリッドあたりからは左右グリッドの間がレコードラインになっている。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP イモラ・サーキットのホームストレート
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP イモラ・サーキットのホームストレート

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ホームストレートを通過するルイス・ハミルトン(メルセデス)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ホームストレートを通過するルイス・ハミルトン(メルセデス)


 最後の最後にぶつけられた質問に、ボッタスはこう答えた。


「データはまだ確認していないんだ。グリッドの左側、または右側にグリップがあるのかどうかはね。確かに、ほかのサーキットほどポールポジションの場所はきれいではないかもしれない。でも、路面の舗装はサーキットごとに違うから、どうなるかは明日になってみなければ、わからないと思う」


 ちなみに、イモラは高速コースであるものの、スタート直後の最初のブレーキングゾーンとなる2コーナー(タンブレロ)以外はオーバーテイクが難しい。そのためスタートがいつも以上に重要となる。


 今年のレースでは、何度かスタートでポジションを落としてきたボッタス。せっかく巡ってきたポールポジションも、その位置がレコードライン上ではないことを知らされ、後味が少し悪いまま記者会見は終了した。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP予選後会見 バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP予選後会見 バルテリ・ボッタス(メルセデス)

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)



(Masahiro Owari)


レース

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