F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1、2020年型車の開発はすでに終え2021年に集中「シーズン終盤にはレッドブルに追いつかれると覚悟」

2020年10月20日

 メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、同チームは2020年型W11の開発をかなり前に終了し、2021年用の開発作業に焦点を移したと明かした。


 今季17戦中11戦が終了した時点で、メルセデスは9勝を挙げ、タイトル獲得に向けて順調にポイントを加算している。ウォルフによると、メルセデスには今後大きなアップデートを入れる予定はなく、来季型マシンの開発に集中していくという。


「(W11のアップグレードプログラムは)ずっと前に終えている」とウォルフ。


「今までのシーズンでもそういう考え方をしてきた。いかなる場合でも、選手権において早期に開発を終えて全く問題ないということはあり得ない。従って、これは徹底的に考え抜いたうえでの決定だ」


 コロナ禍におけるコスト削減を狙った規則により、2021年に各チームは今季マシンの多くのパーツを使用しなければならない。それでもダウンフォース削減のためのフロアの変更などもあり、開発の余地がないわけではない。


「来年規則は大幅に変わる。それを踏まえて、例年どおり、翌年のマシン開発にシフトすることを決めた。チーム間のパフォーマンス差が変化しているのは、そのためだ」とウォルフは言う。


「我々は強力なシーズンスタートを切り、中盤にも力を発揮してきた。しかしシーズン終盤には、開発を続けていくチームが強さを見せるだろう」

2020年F1第11戦アイフェルGP 予選トップ3のバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第11戦アイフェルGP 予選トップ3のバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 第11戦アイフェルGP予選ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2番手ルイス・ハミルトンと0.037秒差のタイムを出して3番手を獲得した。レッドブル代表クリスチャン・ホーナーは、メルセデスとのギャップを縮めつつあることを確認したと述べている。


 メルセデスのトラックエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンによると、それはある程度予想していた展開であるという。


「彼らは、シーズン序盤は我々ほど強くない傾向にある。だが、シーズン終盤に我々に追いつかなかった年は最近では一度もない」とショブリンはF1 Nationのポッドキャストにおいて語った。


「その傾向が今年も続くなら、残りのレースはかなり厳しいものになるだろう。土曜にポールを獲り、日曜に優勝し続けることが、今までよりも難しくなっていくと思う」


 メルセデスは現在391ポイントを獲得、コンストラクターズ選手権2位のレッドブルは211点で、残り6戦の時点でその差は180点となっている。



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号