最新記事
- F1オーストリアGP分析(2)レッドブルの最大...
- グランプリのうわさ話:ピレリの新世代タイヤ...
- レッドブルF1、イギリスGPのFP1でアイザック...
- フェラーリ、スペインGPから悩まされたポーパ...
- ガスリー、F1イギリスGPのFP1をドゥーハンに...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第11戦...
- レッドブル、イギリスGPで赤をフィーチャーし...
- 2024年F1第12戦イギリスGP TV放送&タイムス...
- ドライバーラインアップなどをめぐり、アウデ...
- 【F1第11戦無線レビュー(2)】「勝てるぞ、...
- さらなる体制強化か。アストンマーティンF1の...
- フェルスタッペンの動き方に不満を述べたノリ...
F1史上最高ドライバー論争:「ハミルトンを侮辱したつもりはない」元王者スチュワートが弁明
2020年10月20日
6度のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンが、一部の年配のドライバーたちが自分を批判し続けていると発言したことに対し、3度のF1世界王者であるジャッキー・スチュワートが反応した。
2020年F1第11戦アイフェルGPで、ハミルトンはミハエル・シューマッハーが保持するF1最多優勝回数91回という傑出した記録に並んだ。
この記録達成により、史上最も偉大なF1ドライバーは誰なのかという議論が盛り上がりつつある。ハミルトンは異なる世代のドライバーたちを比較する試みにはまったく興味がないと主張した。
しかしながらハミルトンは、「年配のドライバーたちを中心に、大勢の人達から批判されている」「僕には理由が分からないが、彼らはおかしな考えに取りつかれている」とも発言した。
ハミルトンが示唆した出来事のひとつは、スチュワートのコメントであると考えられる。スチュワートは、現在のF1では年間レース数が多いことを考慮すると、最多勝利数を達成したハミルトンを単純にF1史上最も偉大なドライバーと判断することはできないと発言、自分にとって最高のドライバーとしてファン・マヌエル・ファンジオとジム・クラークを挙げた。
スチュワートは、ハミルトンのコメントを受け、「私はルイス・ハミルトンをおとしめようとはしていないし、彼のパフォーマンスには大きな尊敬の念を抱いている。彼は現代最高のドライバーだ」と通信社『PA』に語った。
「私は彼をけなしてなどいない。彼がそう思っていることにはがっかりしている。けなすことで私が何を得るというのだろう? 私は81歳なんだよ」
「私が尋ねられたのは、『ルイス・ハミルトンが史上最多勝利ドライバーになるが、それはすなわち彼が史上最も偉大なドライバーになるということだと思うか』ということだった。その問いに対し、私はそう判断するのはとても難しいと答えた」
「私が考えるこれまでで最も偉大なドライバーは、ファン・マヌエル・ファンジオ、次いでジム・クラークだ。そうであっても、誰かがベストだと決めるのは正しいことだろうか?」
「リオネル・メッシは、ペレや、私が子供の頃に史上最高の選手だったスタンリー・マシューズよりも優れているだろうか? ロジャー・フェデラーはロッド・レーバーよりも優れているだろうか?」
「それぞれ時代が違う。ルイスは彼の時代で最高のドライバーだと言える。そしてそう言うことは、彼に対して侮辱的なことではないだろう」
「彼はひとつの偉業を達成し、彼自身の道を行く男だ。彼はニキ・ラウダとも、ジャッキー・スチュワートとも、ジム・クラークとも、グラハム・ヒルとも違う」
■「ハミルトンがマシンのおかげで成功したというのは不公平」とメルセデス代表
スチュワートは、ハミルトンの目覚ましい成功がメルセデスF1チームが覇権を握るなか成し遂げられたという事実を強調している。
しかしメルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、毎年グリッドで最高のマシンを与えられているためにハミルトンが偉業を達成したと単純に判断するのは不公平だと考えている。
「私の意見では、それはまったく公平ではないと思う」とウォルフは語った。
「レースに勝ち、タイトルを獲得することは、このスポーツでは常にチーム単位で行われていることだ。とはいえ、ドライバーは、最高のマシンに乗れる立場に自分を持っていく必要がある。才能があり技術があるドライバーたちが、誤った決断、賢明でない決断を下すケースは山のようにある」
「その点で言えば、2013年に我々のチームに加入したのは彼だった。だから彼が、我々のマシンに乗り込み、我々が用意するツールを使い、コース上で結果を出すことができるのだ。もちろんこの業績には、(チームとドライバーという)ふたつの要素が常にある」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |