最新記事
- 親友ノリスのF1初王者にフェネストラズ「ドキ...
- 【ギャラリー】FIAとF1、2026年新世代マシン...
- 離脱したマルコの役割は分割か。引き継ぎ候補...
- 新たなコンコルド協定の合意により、FIAがF1...
- キャデラックF1が大きな節目をクリアか。シャ...
- ウイリアムズのボウルズ代表、ガルフ12時間レ...
- FIA、F1新システムの名称を見直しへ。ファン...
- ホンダが2026年新世代F1パワーユニットの発表...
- レッドブルを離れたマルコが元代表ホーナーら...
- アントネッリの成熟ぶりに感銘を受けるメルセ...
- F1、ポルトガルGPのカレンダー復帰を発表。2...
- 後半戦に固まりがちな若手起用。平川のスムー...
ピレリがアイフェルGPを振り返る「タイヤ摩耗のデータがなかったが、グレイニングは予想より抑制された」
2020年10月12日
プレスリリース
2020 アイフェルグランプリ 決勝
ハミルトン、2ストップ戦略でシューマッハの記録に並ぶ優勝を飾る
2020年10月11日、ニュルブルク
キーポイント
・メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミハエル・シューマッハーの記録に並ぶキャリア通算91勝目を挙げました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンとの接戦を演じたハミルトンは、P Zeroレッド・ソフトからP Zeroイエロー・ミディアムへ交換し、ファイナルスティントで再度ソフトタイヤを使用する2ストップ戦略を採りました。ハミルトンと同じ戦略を実行したフェルスタッペンは、ハミルトンと同一のラップでピットストップを行いました。
・バーチャルセーフティカーとセーフティカーが戦略に影響を及ぼしました。レース序盤4分の1辺りで発生したバーチャルセーフティカー導入時、表彰台を獲得したトップ3を含む大半のドライバーが1回目のピットストップを行いました。セーフティカーが導入された際、このときもトップ3を含む多くのドライバーが2回目のピットストップを実行しました。レースはフィニッシュまで10周のスプリントレースとなり、上位勢はソフトタイヤで走行しました。
・3位フィニッシュしたルノーのダニエル・リカルドは、トップ2と同様の戦略を採りました。リカルドは、ルノーにとって2011年以来となる表彰台獲得を達成しました。
・ただひとりの1ストッパーは、ハースのロマン・グロージャンでした。28周目にミディアムからP Zeroホワイト・ハードへ交換したグロージャンは、16番グリッドのスタートから9位でフィニッシュしました。
・最も大きくポジションを上げたドライバーは、レーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグでした。緊急招集された予選の結果、20番グリッドからスタートしたヒュルケンベルグは、ソフト〜ミディアム〜ソフトと繋ぐトップ5と同じ戦略を採り、8位を獲得しました。
・低温のコンディションが続き、レース終了時点の気温は11度、路面温度は19度でした。このコンディションは、タイヤを適正な作動温度領域に入れることを難しくしました。特に、セーフティカー終了後のリスタート時は尚更でした。
各コンパウンドのパフォーマンス
・ハードC2:4名のドライバーのみがハードを使用し、その内2名がトップ10内に入りました。アルファタウリのピエール・ガスリーとダニール・クビアト、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ミドルスティントをハードで走行しました。フリー走行でほとんど走行機会がないままレースで使用されたことは、各チームがタイヤの特性を熟知していたことを示しています。
・ミディアムC3:レースの多くの場面で使用されました。スタートでは、アルファタウリの両ドライバー、フェラーリのベッテル、ハースのグロージャンの4名のドライバーがミディアムを装着しました。ミディアムもロングランのデータが不足していましたが、長いスティントで良好な性能を発揮しました。
・ソフトC4:大半のドライバーがソフトでスタートしました。レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスとヒュルケンベルグ、マクラーレンのカルロス・サインツは、ソフトで長いオープニングスティントを走行し、バーチャルセーフティカー導入時に最初のピットストップを行いました。スタート直後の燃料満タンの状態においても、ソフトには大きなデグラデーションが見られず、良好な性能を示していました。フェルスタッペンは、ソフトを使用してファイナルラップでファステストラップを記録しました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「ミハエル・シューマッハーの91勝という最多勝記録に並んだルイス・ハミルトンと、最多出場記録を達成したキミ・ライコネンを祝福します。低温のコンディションや金曜日のセッションが中止になるなど、今回は極めて異例のレースとなりました」
「すべての準備作業を土曜日のフリー走行セッションのみで行う必要がありました。しかし、タイヤの摩耗に関するデータが無かったにもかかわらず、グレイニングが予想よりも抑制されたことで、1ストップを狙うチームも見られました」
「最終的に、ソフトコンパウンド上で軽いグレイニングが見られましたが、レース結果に影響を及ぼす程ではありませんでした。戦略に大きな影響を及ぼしたのは、バーチャルセーフティカーとセーフティカーでした。これらの導入は上位勢にとっては完璧なタイミングとなり、エキサイティングなフィナーレを演出しました」
■2020年F1第11戦アイフェルGP レースインフォグラフィックス


■コンパウンド毎のラップタイム上位
・ハードタイヤ
ピエール・ガスリー:1分31秒178
ロマン・グロージャン:1分31秒562
ダニール・クビアト:1分32秒214
・ミディアムタイヤ
ルイス・ハミルトン:1分30秒109
マックス・フェルスタッペン:1分30秒439
ケビン・マグヌッセン:1分30秒456
・ソフトタイヤ
マックス・フェルスタッペン:1分28秒139
ルイス・ハミルトン:1分28秒145
ダニエル・リカルド:1分29秒584
■最長スティント
・ハードC2:ロマン・グロージャン 32Laps
・ミディアムC3:キミ・ライコネン 34Laps
・ソフトC4:ランド・ノリス、ニコ・ヒュルケンベルグ 29Laps
(ピレリジャパン プレスリリース)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


