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ホンダ田辺TD「アルボン初表彰台は嬉しい一方、フェルスタッペンにPUトラブルが発生し厳しいレースに」【F1第9戦】
2020年9月14日
2020年F1トスカーナGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはリタイア、アレクサンダー・アルボンは3位を獲得した。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは7位、ピエール・ガスリーはリタイアに終わった。
ムジェロ・サーキットでのレースは、2度の赤旗中断により3回のスタンディングスタートが行われる荒れた展開になった。
フェルスタッペンはグリッドにつく前のレコノサンスラップで問題を訴えたものの、無事にスタートを切ることができた。しかし決勝スタートで素晴らしい蹴りだしを見せた直後にポジションを落としていった。ホンダによるとパワーユニット(PU/エンジン)に問題が発生したとのことだ。フェルスタッペンはその後、キミ・ライコネン(アルファロメオ)とロマン・グロージャン(ハース)に挟まれる形となったガスリーのアクシデントに巻き込まれる形でコースオフし、グラベルに飛び出し、そのままリタイアとなった。このアクシデントでガスリーもリタイアを喫している。
この多重クラッシュについて審議がなされた結果、どのドライバーもペナルティ対象ではないと判断された。
スタート直後の多重クラッシュによりセーフティカーが出動、レースは7周目に再開されるが、そのリスタートで再び多重クラッシュが発生し、レースは赤旗中断となった。
このアクシデントに関してはレース後、クビアト、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がスチュワードから聴取を受けた結果、この3人を含む12人のドライバー(アルボン含む)に対して警告がなされている。
最初のスタートをソフトタイヤで4番手からスタートしたアルボンは、赤旗後、ソフトタイヤで走行、4番手からリスタートするが、ポジションを7番手まで落とした。しかし30周目には3番手に浮上。32周目にミディアムタイヤに交換した後、5番手を走行する。
42周目、ランス・ストロール(レーシングポイント)がクラッシュし、レースは再び赤旗中断に。アルボンはソフトタイヤに交換し、4番手からリスタート。前を行くダニエル・リカルド(ルノー)をオーバーテイクし、51周目に3番手に上がると、59周のレースの最後までその位置を維持し、自身初のF1表彰台を獲得した。
クビアトは最初のスタートを12番手からミディアムタイヤでスタート、1回目の赤旗後はソフトタイヤで9番手からスタートし、その位置を守って走行する。6番手まで上がった後、29周目にミディアムタイヤに交換。9番手でコースに復帰し、8番手を走行していたところ2度目の赤旗に。クビアトは7番手からソフトタイヤでリスタート、ポジションをキープしてチェッカーフラッグを受け、今季自己ベストリザルトの7位を獲得した。
なお、ホンダはフェルスタッペンの問題に関し「今回発生したPUの問題に関してはすでに分析を開始しており、原因追求と再発防止を徹底していきます」とコメントしている。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のトスカーナGP決勝は、2度の赤旗という大荒れの展開の中、力強い走行を続けたアストンマーティン・レッドブル・レーシングのアルボン選手が3位でフィニッシュし、キャリア初の表彰台を獲得しました。最後は赤旗での再開から残り13周のスプリントレースのような形になりましたが、見事に前のマシンを捉えて結果に繋げたアルボン選手には、お祝いの言葉を贈りたいと思います。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのクビアト選手も周囲でクラッシュが多発する中でクリーンにレースを進め、7位入賞といいレースをしてくれました。
一方で、フェルスタッペン選手がスタート直後のPUトラブルによりポジションを落とし、そのすぐ後に他車との接触によりリタイアすることとなりました。ガスリー選手もそのクラッシュに巻き込まれ、スタート周回で2台のマシンを失うことになったことは非常に残念に思っています。
アルボン選手の表彰台についてはうれしく感じていますが、速さを見せていた週末にPUのトラブルを抱えることになり、我々にとっては厳しいレースになりました。すでにファクトリーでの分析を開始していますが、徹底的に原因究明と対策を行い、次戦からのシーズン後半戦に臨みます。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

