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F1トスカーナGP FP1:初開催のムジェロでボッタスが首位。ホンダPU勢4台がトップ10に
2020年9月11日
2020年F1第9戦トスカーナGPの金曜フリー走行1回目(FP1)は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、アレクサンダー・アルボンは9番手となっている。
ムジェロ・サーキットで開催される、初めてのF1レース。F1テストに使用されていた時期もあったが10年近く前であり、ほとんどのチームにとっては未知のコースと言っていい。唯一このサーキットの所有者でもあるフェラーリは、新車のシェイクダウンなどで使用している。
ちなみに今週末はフェラーリ1000戦目のグランプリでもあり、2台のマシン、ドライバーのレーシングスーツが、1950年当時のワインレッドのカラーリングになっている。さらにメルセデスのセーフティカーも、同じ色合いで揃えられた。
FP1開始時の現地時間午前11時の天気は、雲ひとつない快晴。気温27度とすでにかなり暑く、路面温度も37度まで上がっている。ムジェロはタイヤへの負荷がかなり高いことが予想され、今週末のピレリタイヤは最も固いC1〜C3だ。各チームはセッション序盤から積極的に3種類のタイヤを2台に履かせ、データ収集に余念がない。
開始後30分の時点で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が1分19秒439でトップタイム。0.3秒落ちの2番手が、前戦勝者のピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)。そして3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)と、若い世代のドライバーが上位を占めた。その後ルクレールは、0.063秒差の2番手に上がる。ただしフェルスタッペンはハード、ルクレールはミディアムでのタイムだ。
ムジェロには1km以上のストレートといくつかの高速コーナーの他、低中速コーナーも満遍なく配置されている。そのため各マシンの空力セッティングは、基本的にハイダウンフォース仕様だ。
開始後1時間を過ぎて、多くのマシンがソフトタイヤを試し始めた。まずはランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムを出したが、すぐにルイス・ハミルトン(メルセデス)がその座を奪い、さらに意外にもルクレールがハミルトンを0.2秒凌ぐタイムでトップに立った。しかし結局はバルテリ・ボッタス(メルセデス)が、1分17秒879の最速タイム。そして0.048秒差で、フェルスタッペンが2番手につけた。
3番手ルクレール、4番手ハミルトン、そして5番手には、ガスリー。あくまでFP1の結果に過ぎないが、ルクレール、ガスリーが上位に食い込んだ。ホンダ勢はダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)7番手、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)9番手と、全4台がトップ10内に入った。
(Kunio Shibata)
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9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

