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ルクレール、ふたつの問題でリタイア「シートベルトをしないで走ったら怒られるよね…」フェラーリ【F1第6戦決勝】

2020年8月17日

 2020年F1スペインGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは電気系のトラブルに見舞われてリタイアした。


 9番グリッドからソフトタイヤでスタート、序盤はポジションを守って走行。ファーストスティントを長く取り、66周のレースの29周目にピットイン、ミディアムタイヤに交換した。その後、11番手走行中に電気系のトラブルが発生し、マシン内のスクリーンが消え、エンジンが停止してしまい、最終セクターでスピンし、止まってしまった。

2020年F1第6戦スペインGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトラブルでスピン
2020年F1第6戦スペインGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトラブルでスピン

 マシンを再始動しようとしたところ、動かなかったため、シートベルトをいったん外したが、再度試した際にマシンが始動したため、走り出した。エンジンは問題ないとチームから連絡を受けたルクレールは、いったんはそのまま走り続けようとしたが、シートベルトが緩んでしまい、「シートベルトをしないで走っていたら絶対に注意されるよね」と無線で言い、ピットに戻った。チームはシートベルトの問題を解決しようと試みたが断念し、ルクレールをリタイアさせることに決めた。


 ルクレールは最後尾に落ちており、チームは「この時点でレースは終わったも同然であり、リタイアさせることを決めた」と述べている。


■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=リタイア
 完走できなくてがっかりしている。フィニッシュしていれば、6位かそれより上を確保できる可能性が高かったと思う。ソフトタイヤではかなり速さがあり、ミディアムでもペースがよかった。トラフィックに引っ掛かっていたので本来の速さを発揮することはできなかったけどね。


 1回ストップのプランを立てていて、順調に行っていた。ところがレース中盤に問題が発生した。突然スクリーンが消え、エンジンが切れてしまい、リヤホイールがロックした。何が起きたのか、今の時点でははっきりとは分からない。これから原因を調査する。


 マシンは(いったんは止まったが)再始動することができた。でもその前にすでにシートベルトを外してしまっており、ピットに戻らなければならなかった。


 去年よりきついシーズンを過ごしているが、可能な最大限の結果をチームのために持ち帰ろうというモチベーションは高い。そのために懸命に働き続けるよ。


(レース後の会見で語り)問題はふたつあった。エンジンが切れた。正確に言うと、マシン全体の電源が切れてしまった。エンジンを始動させようとしたが、動かなかった。それでマシンから降りるためにシートベルトを外したんだ。するとチームからもう一度やってみるよう言われたので、やってみたら動いた。でも、シートベルトをしていない状態だったから、ピットに戻らなければならなかった。



(autosport web)


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