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【F1データ主義】現役ドライバーの初表彰台はいつ? 最大のチャンスを手にしたヒュルケンベルグは登壇なるか
2020年8月9日
第4戦イギリスGPに続いて、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が続いて欠場しているセルジオ・ペレスに代わって70周年記念GPに出場しているニコ・ヒュルケンベルグ(レーシング・ポイント)。180戦に参戦し、178レースをスタートさせているヒュルケンベルグだが、これまで表彰台に上がったことは一度もない。次戦スペインGPにはペレスが復帰してくる可能性が高く、今回が最後で最大のチャンスかもしれない。
それでは、現役ドライバーたちがF1で初めて表彰台に上がったレースを振り返ってみたい(データ1)。
まず今年の開幕戦オーストリアGPではランド・ノリス(マクラーレン)が初表彰台を獲得。レース終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)に5秒のタイムペナルティが科せられ、ファイナルラップでファステストラップをマークしてレースタイムでハミルトンを逆転してつかんだ涙の初表彰台だった。
そのチームメートであるカルロス・サインツ(マクラーレン)もハミルトンのペナルティによって、初表彰台が転がり込んできた。ただし、このペナルティはサインツが4位でチェッカーフラッグを受けた後に科せられたため、サインツは表彰式に出ることができなかったが、主催者がレース後にサインツとマクラーレンのスタッフが表彰台に上がることを許可した。
ちなみにこのときのサインツのグリッドポジションは20番手。101戦目での初表彰台は、現時点でF1最遅記録となっている。
そのブラジルGPではトロロッソのピエール・ガスリーも初めて表彰台に上がった。こちらはコース上でハミルトンとのファイナルラップでの激しいバトルを制したの歓喜の初表彰台だった。
昨年のバーレーンGPではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が表彰台に初めて上がった。ただし、こちらはトップ快走中にパワーユニットにトラブルを発生させ、初優勝目前でスローダウンして降格しての3位。喜びよりも悔しさいっぱいの初表彰台だった。
この70周年記念グランプリでヒュルケンベルグのチームメートとして6番手からスタートするランス・ストロールが初めて表彰台に上がったのは2017年のアゼルバイジャンGP。このレースは優勝争いしていたハミルトンとセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がセーフティーカーラン中に追突事故を起こしたことで、優勝争いから脱落してつかんだ幸運の表彰台だった。このとき優勝したのは、ダニエル・リカルド(レッドブル)だった。
2016年のスペインGPで初表彰台が、初優勝となったのがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。このときはハミルトンがスタート直後の1周目にチームメートのニコ・ロズベルグと接触して、双方リタイアしていた。
こうして振り返ると、近年の初表彰台が誕生したレースではハミルトンが関係していることが多い。果たして、70周年記念GPはいかに……。
【データ1】現役F1ドライバーの初表彰台獲得レース
■ランド・ノリス(マクラーレン)
2020年オーストリアGP 予選4番手(3番手スタート)→3位
■カルロス・サインツ(マクラーレン)
2019年ブラジルGP 予選20番手→3位
■ピエール・ガスリー(トロロッソ)
2019年ブラジルGP 予選7番手(6番手スタート)→2位
■ランス・ストロール(ウイリアムズ)
2017年アゼルバイジャンGP 予選8番手→3位
■シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年バーレーンGP 予選ポールポジション→3位
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2016年スペインGP 予選4番手→優勝
■ダニール・クビアト(レッドブル)
2015年ハンガリーGP 予選7番手→2位
■バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
2014年オーストリアGP 予選2番手→3位
■ダニエル・リカルド(レッドブル)
2014年スペインGP 予選3番手→3位
■ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
2014年オーストラリアGP 予選4番手→2位
■ロマン・グロージャン(ロータス)
2012年バーレーンGP 予選7番手→3位
■セルジオ・ペレス(ザウバー)
2012年マレーシアGP 予選10番手(9番手スタート)→2位
■セバスチャン・ベッテル(トロロッソ)
2008年イタリアGP 予選PP→優勝
■ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
2007年オーストラリアGP 予選4番手→3位
■キミ・ライコネン(マクラーレン)
2002年オーストラリアGP 予選5番手→3位
(Masahiro Owari)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |