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グロージャン「リスタート時にタイヤが心配だったけど、ペースを維持することができて満足」:ハース F1第4戦決勝

2020年8月4日

 2020年F1第4戦イギリスGPの決勝レースが行われ、ハースのロマン・グロージャンは16位、ケビン・マグヌッセンはオープニングラップでの接触によりリタイアに終わった。


■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=16位
 この成績に終わったのは残念だ。レースの最初から最後まで、ずっと限界ギリギリでドライブしていたからね。最初のスティントは楽しかった。セーフティーカーランの間は5番手にいて、「すごい、昔の良かった時みたいだ」と思ったよ。


 ステイアウトするという判断に不満はない。ハンガリーの時と同様に、自分たちのクルマの水準を考えると、こういうことを試みるしかないんだ。再スタートの時には、タイヤが持つかどうかちょっと心配だったけど、それはうまく行ってペースを維持することができた。その点では満足で、まあまあ楽しめたよ。


 来週も状況が大きく変わるとは思えない。フィールドの序列はほぼ同じだろう。ただ、レースでのタイヤデグラデーションは大きくなるのは確実で、2ストップのレースになるかもしれない。僕としてはその方がいいね。1ストップは少々退屈だから。


ケビン・マグヌッセン 決勝=リタイア
 大きなアクシデントになったけど、僕自身は大丈夫。ただ、すごく悔しいだけだ。今回も最高のスタートが決まり、いくつかポジションを稼いだ。グリッドに向かう時から、クルマのフィーリングは良かったんだ。エンジニアたちにも、クルマはうまく機能していると伝えていた。こんなふうにリタイアすることになってガッカリだよ。驚くような好成績を狙える可能性もあったからね。


 できることはすべてやってきた。予選では可能な範囲での最上位につけ、文句なしのスタートを切った後、1周目に順位を上げてトップ10に近い位置にいた。うまく行きそうな感じだったから、とにかく残念としか言いようがない。

2020年F1第4戦イギリスGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とケビン・マグヌッセン(ハース)が接触
2020年F1第4戦イギリスGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とケビン・マグヌッセン(ハース)が接触



(Translation:Kenji Mizugaki)




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