F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブルF1代表、2020年型車の問題点を語る「何らかの異常があり空力面でおかしな挙動を示す」

2020年7月22日

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2020年型マシンRB16の問題点について、空力的に予期せぬ挙動を示すため、その原因を探っていると語った。


 シーズン前、レッドブル・ホンダはハンガリーGPでの有力な優勝候補であると考えられていた。しかし、予選でマックス・フェルスタッペンは7番手に終わり、ポールポジションを獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンとの差は1.402秒におよんだ。決勝でフェルスタッペンは2位を獲得したものの、それでもレースペースはメルセデスよりも一貫して遅かった。


「非常に大きな差だ」とホーナー代表はレース後に認めた。
「我々はRB16のパフォーマンスを最大限に引き出す必要がある。まずまずのマシンとしての基礎はある。シミュレーションツールが予測したとおりの挙動を示さないだけだ。その原因を理解し、本来できるはずのことを達成させる必要がある。今のところそれができていないのだ」


「今週末は役に立つデータをたっぷり集めることができた。それを分析し、課題を克服するために懸命に取り組んでいる」


 ハンガリーではメルセデスのバルテリ・ボッタスがスタートで出遅れたことで、フェルスタッペンはハミルトンに続く2番手に上がり、追い上げるボッタスを抑えて2位でフィニッシュした。

2020年F1第3戦ハンガリーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位でフィニッシュ
2020年F1第3戦ハンガリーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位でフィニッシュ

「レースでの方が(メルセデスとの)差は間違いなく小さい。それでもメルセデスにアドバンテージがあるのは確かだ」とホーナーは言う。


「今回2台の間に割って入ることができたのは、戦略がよかったこと、そしてマックスが1周目をうまく走ったおかげだ」


「このマシンは、予想したような動きをしないという、異常な点がいくつかあるので、原因を突き止め、今後のレースに向けて対応するため、懸命な作業を進めている」


「今日(ハンガリーGP決勝)の挽回は素晴らしいものだったと思うが、見たとおり、メルセデスのペースは強力だ」


 RB16の何が問題なのかという問いに対し、ホーナーは「空力的に適切でない動きをする部分がある。それについて理解し対処する必要がある」と述べている。


「ある特定のコンディションでは、マシンが予想していたとおりの動きを示す。今週末、有効なデータを得たので、できるだけ早く問題点を理解し解決することを目指す」



(grandprix.com/autosport web)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ234
2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
10位BWTアルピーヌF1チーム19

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号