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フェラーリF1の運営体制を疑問視する声「レッドブルやメルセデスと異なり、代表を支える人材がいない」

2020年7月15日

 元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットがあらゆる面での責任を引き受けている状況を疑問視し、責任を分担できる強力な人材を周囲にそろえるべきだと考えている。


 フェラーリがメルセデスに対抗できずにいることから、ビノットが技術、政治、戦略的任務といった幅広い包括的な役割を担っていることが、適切な体制なのかどうかを疑う見方が出てきている。


 ビノットはリーダーシップ能力を発揮してはいるが、ひとりがマルチタスクを行うアプローチは、フェラーリの過去の運営体制や、他のF1チームの運営とは若干異なるものだ。


「私はマッティア・ビノットが好きだ。彼は私のマシンの担当エンジニアだったのだが、感じが良くて頭もいい。本当に良い男なんだ」とベルガーは、『N1 Nation』の最新のポッドキャストで語った。


「だがフェラーリではビノットのようにひとりが技術面、政治面、レース戦略面などを指揮しているのに対し、レッドブルには競争面で非常に力のあるクリスチャン・ホーナーがおり、技術面の天才エイドリアン・ニューウェイがおり、モータースポーツであらゆる経験を積んだヘルムート・マルコという強気な人物がいる」


「メルセデスをとっても同じだ。アンディ・コーウェル、ニキ・ラウダ、トト・ウォルフといった人々全員がチームを改善してきた。政治的にも技術的にもその他のことでもだ」


 ベルガーは、フェラーリの管理体制を強化し、ビノットの負担を軽減することがチームのメリットになると考えている。


「私はフェラーリの体制が十分に強力なものであるかを疑問視している」とベルガーは言う。


「(チーム代表が)ジャン・トッドの時代を振り返ると、政治的に彼は非常に賢かった。彼はいつも全力で、あらゆる仕事に取り組んでいた。当時のタイヤサプライヤー、ブリヂストンにいい仕事をしてもらうといったようなことまでだ」


「さらにはロス・ブラウンがいた。優れた知識豊富な男だ。そしてロリー・バーンは、これまでF1にいたなかでも最高のエンジニアのひとりだった。さらにミハエル・シューマッハーだ」


「つまり、チームをチャンピオンにするのに必要なのは、こうした人々のグループなのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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