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危機感強めるフェラーリF1、マシンアップデートの予定を繰り上げ、次戦シュタイアーマルクで導入へ
2020年7月7日
フェラーリは2020年F1開幕戦オーストリアGP決勝翌日、予定を早め、次戦シュタイアーマルクGPにマシンのアップグレードを持ち込む意向であることを明らかにした。フェラーリは第3戦ハンガリーからアップデート版を使用する計画だった。
プレシーズンテストでSF1000に期待どおりのパフォーマンスを感じられなかったフェラーリは、開発の方向性を大きく変更することを決め、ファクトリーのシャットダウン期間の前後に作業を進めた。しかしオーストリアには間に合わず、7月17日から19日のハンガリーでこれを投入する予定であると、開幕前に明かしていた。
しかしオーストリア予選ではシャルル・ルクレールがポールポジションタイムから0.984差の7番手、ベッテルが11番手でQ2で敗退。決勝ではセーフティカー出動、他車のリタイアやペナルティにも助けられ、ルクレールが2位を獲得したが、マシンのハンドリングの悪さに不満を示すベッテルは、スピンでポジションを落とし、10位に沈んだ。
オーストリアGP明けの月曜、フェラーリは声明を発表、アップデート全体、少なくともその一部を、再びレッドブルリンクで開催される第2戦シュタイアーマルクGPに導入することを目指すと表明した。
「シャルル・ルクレールが2位フィニッシュという驚くべき結果を出した。しかしながらシーズン初めのスクーデリアのパッケージが持つパフォーマンスへの評価の厳しさが、それによって和らげられたわけではない。SF1000には我々が期待するパフォーマンスはなかった。オーストリアGP前の予想と比較してもそうだ」
「そのため、開発作業は最大のペースで進められている。ハンガリーGPでの投入を予定していた空力パッケージ、あるいは少なくともそのコンポーネントの一部を第2戦の週末に持ち込むことを望んで作業を行っている」
「これらの新パーツが、トップのチームとの差を完全に埋めることはないだろう。だが、ラップタイムが向上し、それによってチームが序列を上げ、ドライバーたちがより良い環境で能力を発揮することが可能になる。さらに、開発の方向が正しいものであるかどうかを確認しなければならない。(レッドブルリンクで)すべてのアップグレードを直接比較することが可能だ」
フェラーリ社のCEOルイス・カミッレーリは、「すべての面で改善を図らなければならないことは明らかだ」とコメントした。
「唯一の解決法は行動を起こすことだ。(チーム代表)マッティア(・ビノット)と彼のチームがすぐさま行動したこと、現在行っているすべての仕事に満足している」
「これは、明日のために準備していたものを今日コース上に導入するというだけでなく、今後のレースに向けた開発プログラム全体のスピードアップを図ることでもある」
「我々は長期プランにおける新しいサイクルのスタート地点にいる。いかなる挫折も我々が選んだ道を変えることはない。マッティアとチームは我々の欠点に対処してくれるはずだ。彼らに全幅の信頼を置いている」
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |