「サインツJr.はレースでルクレールの上を行くだろう」とジュニア時代のチームオーナーが期待
2020年5月19日
FIA-F2やFIA-F3をはじめ、複数のカテゴリーに参戦するカーリンのチームオーナーであるトレバー・カーリンは、2021年よりフェラーリに加入するカルロス・サインツJr.について、「もしフェラーリがナンバー2を雇ったと考えているならば、彼らはカルロスを過小評価しているのかもしれない」と語った。
サインツJr.を始め、チームはこれまでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)やダニエル・リカルド(ルノー)、元F1チャンピオンのニコ・ロズベルグといったドライバーを起用。サインツJr.は2012年に所属し、FIAヨーロピアンF3選手権などに参戦した。
『ロイター』とのインタビューのなかで、カーリンは、フェラーリがベッテルの後任にリカルドではなくサインツJr.と契約することを選択したことにより、交渉以上のものを手に入れたかもしれないと示唆した。
「レッドブルとメルセデスがナンバー1ドライバーを獲得し、そしてフェラーリもナンバー1を獲得したという噂がある。だが、私はそうは考えていない」
「同じ待遇であること、同じマシンであることを考えると、彼は(ルクレールと)近いところを走ることができるだろう」
「彼はものすごく良いドライバーだ。予選ではシャルルが勝つかもしれないが、レースに関してはカルロスが上を行くだろう」
またカーリンは、サインツJr.がレッドブルのジュニアプログラムを卒業し、F3を経てトロロッソからF1にデビューして以来成長してきていると述べた。
「トロロッソを経て移籍した後も、必ずしも完全に成長するチャンスがあるわけではなかった。12カ月前にマクラーレンでランド(ノリス)のチームメイトになった時に我々が目にしたドライバーは、F3で我々のために走ってくれたことを思い出させた」
「彼はかなりリラックスして、快適で、自信に満ちている。彼は本物のドライバーに成長した。私は本当に嬉しく思っている」
一方、サインツJr.がフェラーリでプレッシャーに苦労することを否定。その理由として、サインツJr.はWRC世界ラリー選手権で2度のチャンピオンに輝いたカルロス・サインツの息子であり、期待されることへのプレッシャーに慣れていることを指摘した。
「実際には、シャルルの肩にプレッシャーがのしかかっていると思う。カルロスがステップアップすれば、彼はフェラーリでのサプライズになるかもしれないし、ティフォシを大いに喜ばせることができるだろう」
「彼が我々のために走っていた時にわかったことは、ウエットコンディションにおいて、レースをスタートしたときのカルロスは完全に並外れていたということだ。彼がやったことは本当にすごいものだった」
「それは彼の父親が(サインツJr.の)先生だったこともあって、砂丘でバギーをドライブしたり、ダートカーを走らせていたからだ。彼はF1ドライバーとしてだけではなく、ラリードライバーとしても活躍していただろうと私は考えている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

