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2年越しに掴んだF1フル参戦。ジョビナッツィ、初年度は苦戦も「学んだことすべてが役に立つ」

2019年12月17日

 アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは、F1フル参戦初年度となった2019年シーズンをランキング17位で終え、今年学んだことはすべて2020年シーズンに役に立つだろうと語った。


 2019年シーズンはアルファロメオが苦戦したこともあり、ジョビナッツィはチャレンジングなシーズンを過ごした。しかし彼は、2020年シーズンにはより強く、そしてより速くなるために、これまで直面してきた厳しい時間を活用するつもりだと話した。


「悪い思い出も必要だ。そこから学ぶためにね。来年はもっと強くなって戻ってくることができるだろう」


『GPToday.net』によると、ジョビナッツィは先週「今シーズンから来シーズンに向けて、僕が引き出すことができるものはたくさんある」と述べていた。


「この冬に懸命に仕事をするためにも、僕とキミ(ライコネン)にとって重要なものになると思う」


「良いマシンを手にするために、僕たちはできる限り懸命な作業をすることになる。僕たちやチームにとってそれがもっとも重要なことだ」


「メルボルンで(2020年シーズンを)スタートするけれど、僕はもう準備ができている。僕はただ2020年に集中したい。先週のタイヤテストを終えて、次のシーズンをより良いものにするために、この冬は本当に一生懸命仕事をするよ」

■ベストリザルトはブラジルGPでの5位「次のステップに進むのが楽しみ」

 ジョビナッツィは、2017年に当時ザウバーに所属していたパスカル・ウェーレインがレース・オブ・チャンピオンズに出場した際に背中を負傷したため、彼の代役としてF1にデビューした。この年は開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPに出場したが、その後はアルファロメオのシートを掴むまでに2年も待たなければならなかった。


 チームメイトは経験豊富なベテランのライコネンだったが、ジョビナッツィが初入賞を果たしたのは第9戦オーストリアGP。その後は第14戦イタリアGPと第15戦シンガポールGPで連続入賞を果たし、2020年もアルファロメオからF1に参戦することを発表した直後のブラジルGPでは、2019年シーズンのベストとなる5位に入賞した。

2019年F1第15戦シンガポールGP キミ・ライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ
2019年F1第15戦シンガポールGP キミ・ライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ


「モンツァとシンガポール、それにブラジルは僕たちにとってベストリザルトだった。この3戦は本当に良い思い出だ。悪い思い出といえば、スパだと思う」


 その第13戦ベルギーGPでは、ジョビナッツィは決勝レースの終盤43周目に9番手を走行していたが、プーオン(ターン10)でクラッシュを喫してポイント獲得を逃してしまった。また、チームにとっても特に厳しいレースだった最終戦アブダビGPをトップ10圏外で終えたことにもがっかりしている。


 ジョビナッツィはアブダビGPについて、「確かに厳しいレースだった」と振り返った。


「僕たちは(チームメイトとは)異なる戦略を採った。僕はソフトタイヤでスタートして、序盤は良いラップを走っていた。そのあと僕は最初の方にハードタイヤへ交換したドライバーのひとりだったけれど、DRSを使えなくて、ウイリアムズの後ろで詰まってしまった」


「本当に難しいレースだったし、ペースもなかった」


「たくさんの教訓を学んだシーズンだった。メルボルンでスタートラインに戻れば、それらすべてが僕の役に立つだろう。予選とレースの両方に関して、自分が改善してきたやり方には満足している。次のステップに進むのが楽しみだ」


「この冬は懸命に仕事をし、どの部分を改善できるのかを理解して、2020年にもっと良いシーズンを過ごせるようにベストを尽くすよ!」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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