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F1 Topic:『フォーミュラ・メディシン』に駆け込んだ体調不良者は200人超。全21戦で最多か
2019年10月31日
「前の晩から具合が悪そうで、それで夕食もいっしょにしなかったのよ」
そう語るのは、ピエール・ガスリーの母パスカルさんだ。ガスリーはメキシコGP土曜日にウィルス性胃腸炎に感染し、一時は予選出走も危ぶまれた。そんな状態でトップ10に入る速さを発揮したのはさすがだが、セッション後のガスリーは別人のようにやつれ切っていた。
「メキシコではとにかく水に気を付けろと、部下たちにも注意していた」というのは、ホンダのレッドブル担当チーフエンジニア、デビッド・ジョージだ。
「水道水を飲まないのはもちろん、冷たい飲み物に氷は入れない。ハイボールも注文しないほうがいい。氷もソーダも、水道水で作ってることが多いからね」
幸いホンダのスタッフに、不調を訴える人はいなかったという。
しかしメキシコGPパドックの『フォーミュラ・メディシン』のオフィスには、この週末次から次へと体調不良者が訪れた。
「毎年けっこうな数の病人がやって来る」と語るのは、パオロ・バリオ医師である。
「去年のメキシコGPは156人に治療や投薬を施した。それが今年は、土曜日までで200人を超えたから、ちょっと多い。大部分は下痢や腹痛、発熱、そして呼吸障害、軽い高山病だ。大気汚染と空気の薄いことが原因だね」。
たとえば2週間前の鈴鹿は、87人だったという。
「それでも例年より多い。ヨーロッパからの長旅の疲れと、気温の上下が大きくて、風邪をひいた人が多かった。ヨーロッパのグランプリは、平均して鈴鹿より少し少ないぐらい。それらと比べると、メキシコはやはり多いね。高地の特殊な環境と、水や大気が汚染されていることで、どうしても具合の悪い人は多くなる。全21戦の中では? もちろんぶっちぎりで一番多いよ」
診療所を訪れるのはチームスタッフはもちろん、ジャーナリスト、カメラマン、ゲストたちまで、多岐に渡る。とはいえほとんどは24時間様子を見れば、症状が軽減する。病院に運ばれる例は、ほとんどないとのことだった。
(Kunio Shibata)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

