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ピレリ「ハミルトンはレースの鍵を握るハードタイヤを最大限に活用して優勝を果たした」

2019年10月28日

2019 メキシコグランプリ 決勝
戦略が鍵を握ったレースで1ストッパーが表彰台を占める

2019年10月27日、メキシコシティ


 メルセデスのルイス・ハミルトンがメキシコグランプリを制しました。3番グリッドからスタートしたハミルトンは、ミディアムからハードへ交換する1ストップ戦略を採りました。


 トップ3が採用したこの戦略は、エルマノス・ロドリゲス・サーキットの厳しいコンディションにおいて、可能ではあるものの難しいと予測されていました。昨日までよりも高くなった気温がグレイニングの抑制につながり、この1ストップ戦略実行に寄与しました。

■キーポイント

・ハミルトンは、早めにミディアムからハードへ交換したドライバー中のひとりでした。その後、ハミルトンは、48周のファイナルスティントで完璧にタイヤをマネージメントして優勝しました。


・ハミルトンの他にハードタイヤでロングスティントを走行したドライバー中のひとりは、ルノーのダニエル・リカルドでした。ただひとりハードタイヤでスタートしたリカルドは、50周のオープニングスティント後、ミディアムへ交換して8位入賞を果たしました。


・レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ミディアムでスタート後、序盤の接触によるパンクを受けてハードへ交換し、66周のファイナルスティントを走行しました。一時は最下位まで順位を落としたフェルスタッペンは、6位でフィニッシュしました。


・2ストッパー中の最上位ドライバーは、4位を獲得したフェラーリのシャルル・ルクレールでした。ルクレールは、理論的に最速と予測されていたミディアム〜ミディアム〜ハードと繋ぐ戦略を実行しました。


・最終的に、ソフトタイヤでスタートしたドライバーを含む7名が2ストップ戦略を採りました。


・雨に見舞われた昨日までよりも高い気温下でレースが行われました。最高路面温度は49度に達しました。

■各コンパウンドのパフォーマンス

・ハード C2:鍵を握るレースタイヤとなり、多くのドライバーがハードタイヤでロングスティントを走行しました。ハードタイヤは、デグラデーションも小さく、今日のコンディションに適していました。


・ミディアム C3:5名を除く全ドライバーがミディアムタイヤでスタートしました。


・ソフト C4:スタートタイヤとして使用義務のあるトップ10グリッド中の4名のドライバーのみが、レースでソフトタイヤを使用しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント

「ライバルたちの戦略への対応を含め、多様な戦略が展開されました。昨日までよりも気温が高く雨の心配も無くなったことで、スライドやグレイニングが抑止され、1ストッパーが実現可能となりました」


「ハードタイヤが重要な役割を演じ、いくつかの非常に長いスティントが見られました。なかでもルイス・ハミルトンは、フロントロウからのスタートでなかったにも関わらず、オーバーテイクが難しいサーキットで、ハードタイヤを最大限に活用して優勝を果たしました」

2019年F1第18戦メキシコGP レースインフォグラフィックス
2019年F1第18戦メキシコGP レースインフォグラフィックス

2019年F1第18戦メキシコGP レースインフォグラフィックス
2019年F1第18戦メキシコGP レースインフォグラフィックス


■コンパウンド毎のラップタイム上位:
・ハードタイヤ
シャルル・ルクレール:1分19秒232
アレクサンダー・アルボン:1分19秒325
セバスチャン・ベッテル:1分19秒381


・ミディアムタイヤ
ピエール・ガスリー:1分19秒530
ダニール・クビアト:1分19秒905
キミ・ライコネン:1分20秒082


・ソフトタイヤ
ピエール・ガスリー:1分23秒121
カルロス・サインツ:1分23秒155
ランド・ノリス:1分23秒271


■最長スティント:
・ハードC2:
マックス・フェルスタッペン 66Laps
・ミディアムC3:ランス・ストロール、ロマン・グロージャン、セバスチャン・ベッテル 37Laps
・ソフトC4:カルロス・サインツ 15Laps



(ピレリ ジャパン プレスリリース)




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ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン313
2位ランド・ノリス254
3位シャルル・ルクレール235
4位オスカー・ピアストリ222
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン166
7位ジョージ・ラッセル143
8位セルジオ・ペレス143
9位フェルナンド・アロンソ58
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム476
2位オラクル・レッドブル・レーシング456
3位スクーデリア・フェラーリ425
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム309
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム82
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
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