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ルクレール、F1メキシコGP直前インタビュー:日本GPの接触は「完全に自分のミス。(ダブルペナルティに関しても)映像を見て納得した」

2019年10月25日

 F1第18戦メキシコGP木曜日のルクレール囲みは、前戦日本GPでのマックス・フェルスタッペンの接触についての質問から始まった。シャルル・ルクレールは改めて「自分のミスだった」と言明し、15秒のダブルペナルティについても「納得の行くものだった」と、神妙に答えていた。


 一方で今週末に関してはフェラーリが最も有利と予想されるが、ルクレール自身は「空力重視のコースだから」と、慎重な見解だった。


──フェルスタッペンと接触した日本GPのレース直後、「あとで映像をしっかり見直す」と言っていました。実際に見直した今、どんな思いですか。
ルクレール:
完全に自分のミスだったとSNSでもすでに言ったけど、それを再確認したよ。ミスはスタートで出遅れた時点から始まっていたし、さらにあの接触でマシンに大きなダメージを受けて、その後も苦しみながら走った。厳しいレースだったね。


──15秒のダブルペナルティに関しても、重過ぎるとは思わない?
ルクレール:
レース後にスチュワードに呼ばれて映像を見て、納得した。なので話し合い自体も、ごく短いものだった。


──今週末はフェラーリが、そしてあなたが大本命なのでは?
ルクレール:
どうだろう。ここはパワーより、むしろ空力がモノを言うからね。だからこそレッドブルが過去2年、連勝しているわけだし。一方で長いストレートは、確かに僕らに有利だ。どんな展開になるか、実際に走り出してみないとわからない。


──予選でのチームメイトバトルは、どうですか。シンガポールまで圧倒的に速かったあなたが、鈴鹿ではセバスチャン・ベッテルに敗れた。ここは、どうでしょう。
ルクレール:
鈴鹿のアタックラップをみてもらえばわかるように、セバスチャンは一発の速さも素晴らしく速い。それに加えてあの週末は、土曜日が中止になったりした。その状況変化に、セバスチャンの方がはるかにうまく対応したんだと思う。


──この5戦ではルイス・ハミルトンを抜いて、あなたが最もポイントを稼いでいるドライバーです。その成果と、ここまで何度か繰り返したミスと、どちらがあなたの脳裏により強く刻まれていますか。
ルクレール:
この5戦で言えば、そのうちの前半3戦(ベルギー、イタリア、シンガポール)はすごく評価できるレースだった。一方でこの2戦(ロシア、日本)は、期待したような結果が出せなかった。なぜそうなってしまったのか、まだ分析し足りない部分もある。前半3戦に関しては、幸運にも恵まれたけど、いずれにしてもすごく満足している。なのであなたの質問に戻れば、成果を挙げたレースのことを、より強く覚えているね。


──このサーキットで、特に好きな区間は?
ルクレール:
最後のスタジアムセクションだね。観客の熱狂がすぐ間近に感じられて、走っていてワクワクする。決勝レースに限らずね。あの臨場感は、凄いよ。同時にあの低速区間はすごくテクニカルで、簡単にミスを犯してしまう。そこも好きなところだね。


──たとえば鈴鹿の130Rが、今のF1マシンでは簡単に全開で行けてしまう。それを指して今のF1マシンは、あまりに運転が簡単過ぎるという意見があります。
ルクレール:
僕はそうは思わない。それぞれの時代のF1マシンには、それぞれの難しさがあるはずだ。今のF1は10年前より、はるかに速くなっている。グリップもダウンフォースも増して、なので130Rは全開で行けるようになった。けれども10年前には簡単に攻略できたコーナーが、逆に難しくなっているはずだよ。

2019年F1第18戦メキシコGP ファンのサインに応じるシャルル・ルクレール
2019年F1第18戦メキシコGP ファンのサインに応じるシャルル・ルクレール



(Kunio Shibata)


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