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フェラーリF1のベッテル「速さがあるから心配はしていない」。首脳陣も復調を信じる

2019年9月12日

 フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、自分には今も速さがあるとして、現在の低迷について心配はしていないと語ったが、その速さをうまく結果につなげる必要があると認めている。


 フェラーリのシャルル・ルクレールがサマーブレイク明けの2戦で連勝を飾り、チームのホーム、イタリアGP優勝の栄光に浴する一方、ベッテルは4位と13位に終わり、自身のパフォーマンス不振と、レースを台無しにした重大なミスについて熟考させられることとなった。


 ミスを犯すのに良いタイミングというものはないが、イタリアGPレース序盤、4番手走行中にスピンを喫したことにより、フェラーリ内の役割が交代したという印象が強まっている。


 フェラーリのCEOを務めるルイ・カミッレーリは、今のベッテルにはチームの強力なサポートが必要だと認めている。しかしカミッレーリは4度の世界チャンピオンであるベッテルを頭から否定するのは間違いだと主張した。

2019年F1イタリアGPでのベッテル
2019年F1イタリアGPでのセバスチャン・ベッテル

「我々は彼を励まさなければならないだろう」とカミッレーリはレース後に『Sky F1』に語った。


「私は人々がセブ(ベッテル)を見限ろうとしている現実が気に入らない。彼は素晴らしいドライバーだ。いずれ盛り返すものと心から確信している」


 メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフも、ベッテルに関するカミッレーリの見解に同意した。


「彼はもうだめだと決めつけるべきではない。なぜなら彼は4度の世界チャンピオンなのだ」とウォルフはメディアに語った。


「偉大なドライバーと良いドライバーの違いは、偉大なドライバーは再び立ち上がることができるということであり、私は彼にはそれができると信じている」


「彼にとって芳しくないレースが続いた。これからは、自分自身をふさわしい位置へと戻す能力を発揮できるかどうかにかかってくるだろう。今日(イタリアGP決勝日)は確かに彼にとって悪い1日だった」


 ベッテル自身は現在の苦境をどう見ているのだろうか。


「速さはあるので心配はしていない。あとはうまくやり遂げるだけだ」とベッテルは言う。


「自分自身、満足はしていない。あのスピンでどうなったかを考えれば、それは間違いない」


「あれでレースが失われたようなものだ。でも少なくともチームは一歩前進した。去年(のイタリアで)はキミ(・ライコネン)が優勝まであと一歩だったが、今年はシャルルがしっかり勝利を決めてくれた」


「僕は今でも自分の仕事が大好きだ。でもうまくできると分かっていることがうまくできていないときには満足できない。それは確かだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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