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【あなたは何しに?】知る人ぞ知る元FIAスポークスマンと久しぶりの再会。いまでは3児のパパに

2019年7月25日

 F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。今回は、2018年までFIAでF1のスポークスマンとして、F1と一緒に世界を転戦していたマテオ・ボンチアーニをご紹介。


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 久しぶりの再会の場となった。2018年までF1のスポークスマンとして、FIAでF1のコミュニケーション部長とメディア部長を務めていたマテオ・ボンチアーニだ。


 ボンチアーニは、2019年にアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィが受賞したロレンツォ・バンディーニ賞において、かつてステファノ・ドメニカリ(元フェラーリチーム代表)やフラビオ・ブリアトーレ(元ルノーチーム代表)が受賞したこともある『エミリア・ロマーニャ賞』を授与されたこともある。彼はF1界では知る人ぞ知る人物だ。


 ボンチアーニがFIAに加入したのは、2010年末。筆者は彼がFIAに移籍する前に所属していたフェラーリの広報時代からの知り合いで、10年来の友人だった。


 しかし、2019年の開幕戦には姿を見せず、「どうしたのかな?」と思っていたら、SNSで赤ちゃんを抱いた写真が送られてきた。3月5日に誕生した第3子のアレグラちゃんの写真だった。


 その後もボンチアーニはサーキットには姿を見せず、代わりのスタッフがスポークスマン役を引き継いでいた。そして、6月にFIAはリリースでボンチアーニが現職を退き、FIA内でコンサルタント業務に就いたと発表。シルバーストンでの再会はその直後のことだった。


 リリースでボンチアーニは「8年間ものあいだ、F1とともに世界を転戦してきた経験はかけがえのない経験であり、そこで知り合った仲間たちは、私にとって第2の家族だ」と語っていたように、シルバーストンではボンチアーニが行く先々でメディアやレース関係者たちに囲まれていた。

アルメニアから来たメディアと写真を撮影するボンチアーニ
アルメニアから来たメディアと写真を撮影するボンチアーニ


ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラ(左)から温かい抱擁を受けるボンチアーニ(右)
ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラ(左)から温かい抱擁を受けるボンチアーニ(右)


 そのボンチアーニは、今回どうしてイギリスGPに来たのか?


「イギリスGP前日の木曜日に、シルバーストンでチャーリー・ホワイティングを偲ぶ会が開かれることになっていて、それに出席するために来たんだ」とボンチアーニ。


 そんなボンチアーニも、3人目の子供が生まれたことで、今後は第2の家族ではなく、本当の家族との時間を大切にする道を選択した。彼と彼の家族に明るい未来が訪れることを願いたい。

子供の名前と誕生日を刻印したブレスレットを嬉しそうに見せてくれた
子供の名前と誕生日を刻印したブレスレットを嬉しそうに見せてくれた



(Masahiro Owari)


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