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レッドブル・ホンダF1密着:予選4、5番手はモナコGPに次ぐ好グリッド。ロングランではラグの懸念なし
2019年7月14日
F1第10戦イギリスGP予選のフェルスタッペン4番手、ピエール・ガスリー5番手は、今シーズンのレッドブル・ホンダにとって、第6戦モナコGP予選のフェルスタッペン3番手&ガスリー5番手(予選後3グリッド降格で8番手スタート)に次ぐ好成績である。
順位だけを見れば、今シーズン2番目の成績だが、タイムはモナコGPよりも今回のほうが接近している。モナコGPのポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトンで、タイムは1分10秒166。予選3番手のフェルスタッペンのタイムは1分10秒641だから、その差は0.475秒あった。
それが、今回のイギリスGPではポールポジションを獲得したメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分25秒093だったのに対して、予選4番手のフェルスタッペンは1分25秒276。その差はわずか0.183秒だった。
「ポールポジションとのタイム差は本当にわずかだったので、『もし、すべてがパーフェクトにいっていたらポールポジション争いもできたかもしれない』と思うと歯がゆい結果だった」と、フェルスタッペンは予選後の会見で悔しさをにじませていた。
なぜフェルスタッペンは、Q3の最後のアタックを「パーフェクト」に締めくくれなかったのか。それは「残念なことに、ラグの問題があり、低速コーナーでタイムロスをしてしまった」からだった。
この『ラグ』とは、アクセルペダルを踏んでからの出力するまでの時間の遅延のこと。要するに、出力のレスポンスが良くないという症状だ。
■ホンダ製パワーユニットを搭載した他のマシンにも出ていたラグの症状
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターによれば、「予選では同じ場所で毎周のように、起きていた」という。しかも、それはマックスだけでなく、程度の差はあるものの、ほかのホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)を搭載するドライバーにも出ていたという。
だが、日曜日のレースに向けてはそれは心配していない。
「フリー走行、とくにロングランでは全然問題になっていないので、日曜日は問題ないと思っています」(田辺TD)
ただし、「今後の予選で再発しないように、どの領域でどんな踏み方をしたときにそう感じたのかを調査し、原因をしっかりと突き止めて、対策を講じたいと思います」とも語った。
なぜなら、この部分でチューニングがしっかりとしていたら、ポールポジションとのタイム差『0.183秒』を詰め、もしかしたら予選でポールポジションを獲得していたかもしれないからだ。
ラグが出たことは残念だが、これはレッドブル・ホンダがまたひとつ高いステージに上がってきたことを意味する、ポジティブな結果だったととらえていいだろう。
(Masahiro Owari)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

