F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1、イギリスGPでの復活に期待。「冷却の問題には悩まされないはず」と代表

2019年7月12日

 メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、前回のオーストリアGPでチームのパフォーマンスを台無しにした冷却系の問題が、シルバーストンで起きることはないと予想している。


 F1世界選手権第9戦オーストリアGPにおいて、メルセデスはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールに先行され、2019年シーズン初の敗北を喫した。チームは何よりもまず、W10のエンジンに影響を及ぼした冷却系の問題を克服しなければならなかった。


 この問題によって、バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンは“リフト&コースト”戦略を多用してマシンの温度を抑えることを強いられていた。

2019年F1オーストリアGPでのボッタス
2019年F1オーストリアGPでのボッタス

 しかしウォルフは、今週末のイギリスGPがまったく異なる環境で行われることに、期待をかけている。


「オーストリアでは、我々のマシンの最大の脆弱性が露呈された。あの週末はどの時点においても優勝に向けて挑戦することが不可能だったということだ」とウォルフはイギリスGPを前に語った。


「しばらくの間、冷却に取り組んでいたが、高い気温とシュピールベルクの標高の組み合わせによって、競争力を出すために温度管理を徹底的にしなければならなくなった」


「この先、暑い場所でのレースでより良い戦いのチャンスを掴むために、我々はこの問題への取り組みを継続していく」


「幸い、イギリスの夏はよりしのぎやすい気温であることが知られている。だからシルバーストンでは冷却が大きな問題にはならないはずだ。しかしこれまでの経験からイギリスGPでの天気が非常に変わりやすいということも承知しているがね」


 ウォルフは、メルセデスがシュピールベルクでの苦戦の再現を避けることができると確信を持ってはいるが、現状に甘んじているわけではない。


「今年の我々は、コーナースピードが多岐にわたるコースで最高のパフォーマンスを発揮してきた。だから理論上は相対的に調子を上げられるはずだ」


「だが我々は信頼性の問題も多く抱えており、そのせいで簡単に大量のポイントを取り逃がす可能性もある。だから今週末の戦いに加わりたければ、緊張感を持ち、最高の力を出して、パフォーマンスを発揮する必要があると認識している」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号