最新記事
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
- ルノーのF1エンジン供給終了の決断に、ビリー...
【あなたは何しに?】インディカーで活躍するエリクソンのトレーナーが、ダニール・クビアトを担当したわけとは
2019年7月11日
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。今回は、2018年までF1に参戦していたマーカス・エリクソンのトレーナーで、オーストリアGPではトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトを担当したアレックス・エルグをご紹介。
──────────
第9戦オーストリアGPが行われていたレッドブル・リンクのパドックで、レッドブルとトロロッソのモーターホームであるホルツハウスに入ろうとしたら、トロロッソのチームウェアを着た人物に笑顔であいさつをされた。
2018年までF1を戦っていたスウェーデン人のマーカス・エリクソンのトレーナーを務めている、同じくスウェーデン人のアレックス・エルグだ。
エルグの父親は1980年代に日本のF2選手権に出場するなど、世界を渡り歩いた名レーシングドライバーのエイエ・エルグ。アレックスも、モトクロスのライダーとしてMX3クラスで世界選手権に参戦していた経験があるが、その後、現役を引退してトレーナーに転身した。
父親のエイエ・エルグがマネージャーを務めるエリクソンが2014年にF1にデビューすると、アレックスがトレーナーとしてエリクソンのサポートを行うようになった。しかし、エリクソンはF1でのレギュラードライバーとしてのシートを2018年末に失い、2019年はアメリカのインディカー・シリーズへ転向したため、アレックスもスウェーデンを離れて、アメリカへ渡った。
6月上旬にデトロイトで開催されたインディカー・シリーズ第8戦のレース2では、エリクソンは勝利したスコット・ディクソンに1.9419秒差と迫る2位表彰台を獲得した。エリクソンにとっては、2013年のGP2以来の表彰台。サポートし続けてきたアレックスも喜びを分かち合った。そのアレックスがどうして、F1に来ていたのだろうか?
「じつはシーズンが始まる前に、ダニール(・クビアト)から『オーストリアGPで僕のトレーナーを務めてほしい』と言われていたんだ。彼のトレーナーがオーストリアGPに来られないことが決まっていたからね」
ただし、理由はそれだけではない。
「このオーストリアGPのあとに、ここで行われるピレリのタイヤテストに、マーカスが参加するしね」
アルファロメオのレギュラードライバーとしてのシートはキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィに奪われたエリクソンだが、サードドライバーとしてチームとの関係は継続している。今回のピレリのタイヤテストはアルファロメオが担当し、エリクソンがサードドライバーとしてテストを行ったからだ。
オーストリアGPとその直後に行われたピレリのタイヤテストも無事に終了し、アレックスは今週末にカナダ・トロントで開催されるインディカー・シリーズに戻っていった。しかし、9月に再び、F1に来るという。
「ダニールのフィジオが再び、イタリアGPを欠席し、インディカーもないため、私がその代役を務めるんだ。その後もメキシコGPとブラジルGPに行くことになっている」とアレックス。
F1時代よりも、忙しく充実した日々を送っていた。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |