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フェルスタッペンF1優勝会見:7番手からの大逆転に、「この勝利でホンダに対する疑問や不安が吹き飛んだ」
2019年7月5日
F1第9戦オーストリアGPで今季初優勝を飾ったマックス・フェルスタッペン。ホンダF1にとっては2006年以来の優勝となった。
トップでチェッカーフラッグを受けたフェルスタッペンだが、シャルル・ルクレールとの接触が審議対象となってしまう(後にレーシングインシデントとして裁定されペナルティが科されないことが決定した)。まだ審議結果が出ていないなかでの会見となったが、フェルスタッペンはホンダとともに掴んだ勝利の喜びを語った。
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──素晴らしい優勝でした。レースを振り返ってもらいたいのですが、まずスタートで何が起きたのでしょうか?
マックス・フェルスタッペン(以下、フェルスタッペン):スタートでアンチストールを作動させてしまった(エンジンストップを回避するために強制的にクラッチが切られること)。おそらく、僕たちのクラッチのセッティングが少しアグレッシブになっていたんだと思う。
さらに、ポジションを挽回しようと、オープニングラップでブレーキをロックさせて、フラットスポットを作ってしまった(1周目の4コーナー)。そのため、1セット目のタイヤはバイブレーションに悩まされることになった。でも、僕たちはピットストップをできるだけ遅らせることにしていたから、このタイヤで粘り強く走るしかなかった。
――タイヤ交換を済ませてからは、ペースが上がりました。
フェルスタッペン:タイヤを変えたら、一気にペースが上げられるようになった。まるで、クルマが生き返ったかのようだった。でも、あのとき僕たちはまだ勝負は後半になると思っていて、タイヤをいたわって、しばらくは落ち着いて走ることにした。
――優勝を意識したのは、いつごろですか?
フェルスタッペン:バルテリ(・ボッタス)をオーバーテイクした後も、ペースがすごく良かったので、あのあたりから勝利を狙えるかもしれないと思った。でも、まだどうなるかわからなかったので、とにかく全力を尽くして、自分の走りに集中していた。
――あと3周というところで、トップに立ちましたがいかがでしたか?
フェルスタッペン:ついにやったという感じだった。今週末はずっとマシンの調子が良かったからね。チームがこのグランプリに投入したアップグレードがうまく機能していたと思う。
また、ホンダの仕事ぶりにも感謝したい。彼らは復帰後、しばらく苦しい日々を経験していたけど、今日のホンダは本当にすごかった。だから、彼らが喜ぶ姿を見たときは、僕もとてもうれしかった。
――シャルル・ルクレールへのオーバーテイクについて、あなたの意見を聞かせてもらえますか?
フェルスタッペン:前の周にうまくいかなかったから、2回目はさらにブレーキングを遅らせた。そうしたら、コーナーの出口で僕たちは軽く接触した。でも、あれはレースの一部だと思う。あのコーナーは上り坂になっていて、ラインを外せば、ああなることは不思議じゃない。それを覚悟でオーバーテイクを仕掛けただけ。ただ、相手の背後を安全運転していたら、退屈なレースになっちゃうよ。
――ルクレールをオーバーテイクするのは、ターン3しかありませんでしたか?
フェルスタッペン:それは状況による。もし、シャルル(・ルクレール)がターン3でインを完全に閉めてきたら、次のコーナーに切り替えるしかなかった。その前に、セブ(セバスチャン・ベッテル)を攻略したようにね。どこで仕掛けるかは、前を走るドライバーがどうディフェンスしてくるかによるからね。
――今回の優勝はレッドブル・ホンダにとって、どんな意味をもたらすでしょうか?
フェルスタッペン:この1勝はとても重要な勝利となったことは確かだ。チームにとっても、ホンダにとっても。何よりうれしいのは、今日の勝利で僕たちのなかに存在していた、いくつかの疑問や不安が吹き飛んだということだ。いまはなんとも言えない気分だよ。
――あなたにとって、今日の勝利は過去の5勝と比べていかがですか?
フェルスタッペン:個人的にも、忘れられない1勝になると思う。だって、7番手からの大逆転だからね。今回の勝利がこれまでと一番違うのは、パートナーを組んでいるホンダと掴んだ初めての勝利ということ。それがいまはとてもうれしい。
(Masahiro Owari)
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| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


